先月下旬にMicrosoftが「Eden Falls」と題した商標を米国特許商標庁に出願した話題をご紹介しましたが、新たにMicrosoftがブランド保護を専門に扱うMarkMonitor経由で“EdenFallsGame.com”のドメインを購入(参考:whois)したことが判明。さらに、このドメインが以前にフィンランドのデベロッパBrimstone Interactiveが2014年秋リリースを目標に開発を進めていたiOSとAndroidタブレット、PC向けのシングルプレイヤーRPGの公式サイトだったことに加え、“Eden Falls”がLionheadの新作ではないかとの噂まで浮上し、真偽の程に注目が集まっています。
今回の噂は、かつてLionheadが設立当初にプロジェクトを始動し、複雑な経緯を経て最終的に“Milo & Kate”誕生の基盤となったAIプロジェクト“Dimitri”向けに一時用意されたゲーム世界(※ 長い開発の間に何度も世界背景が変化している)として誕生し、その後Microsoftによる買収後に“Milo & Kate”とは別の方向へと派生しポストアポカリプスなサバイバルタイトルとなったプロジェクト“Survivors”の前身である“Eden Falls”が、ここに来て正式に“Eden Falls”として復活を果たすという未確認情報を匿名の情報ソースがVG247に伝えたもので、復活の真偽こそ不明ながら、かつてDimitri計画の一部として“Eden Falls”が存在し、その後“Survivors”となったことはこれまでに海外でも報じられてきた経緯であるほか、現在は22cansのアートディレクターを務める元LionheadのPaul McLaughlin氏も当時の開発アセットや経緯を自身のサイトで紹介しており、実際に存在したプロジェクトであることが確認されています。
また、前述したBrimstone Interactiveの“Eden Falls”ドメインを購入した経緯については、当初MicrosoftがBrimstoneの作品をXbox向けのタイトルとして再アナウンスするのではないかとも囁かれていましたが、現在はLionheadの“Eden Falls”を復活させるためにMicrosoftがドメインを購入したのではないかと見られており、以前に公開されていたBrimstone版“Eden Falls”の公式Facebookが消失したほか、新しいTwitterアカウントの存在も確認されるなど、発表に向けた下準備が進められているのではないかと噂されています。
今のところ、何れも真偽の程が明らかでない“Eden Falls”にまつわる噂ですが、実際にLionheadの新作として“Eden Falls”が登場する場合、映画グーニーズの様な80年代のオレゴンを舞台にしたというDimitri向けの設定から、ポストアポカリプスなLionhead版シンジケートと評され家族を守りながら北米を横断する“Survivors”用の設定まで、複数存在した世界設定と作品コンセプトのうち、どの“Eden Falls”が復活を果たすのか、今後の動向と来るE3の開催に改めて注目が集まるところです。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。