昨日、初のマルチプレイヤーフッテージを収録した新トレーラーが公開され、8月11日に行われるマルチプレイヤーのお披露目に大きな注目が集まる状況となっているActivisionの人気シリーズ最新作「Call of Duty: Advanced Warfare」ですが、新たに開発を率いるSledgehammer Gamesのお馴染みGlen Schofield氏とMichael Condrey氏がVentureBeatのインタビューに応じ、3年に及んだ本作の開発規模がハリウッド映画4本分に相当するといった見解など、Sledgehammer Gamesの体勢やこれまでの経緯、“Advanced Warfare”に対する取り組みなど、幾つかの興味深い情報を明らかにしました。
3年の開発を経て、新しいエンジン(※ IWエンジンを大幅に刷新したほか、オーディオエンジンは全く新しいものが用意された)を作り上げ、次世代コンソールに対応を果たした上で、これまでのCall of Dutyタイトルとは全く異なる新規IPを誕生させるつもりで開発を進めたと語ったMichael Condrey氏は、Sledgehammerの開発者、様々なリソース、期間を含め、最新作のスケールとスコープがハリウッド映画4本分に相当すると説明。さらに何百時間ものゲームプレイが費やされるマルチプレイヤーや完全なCo-opモードがタイトルに含まれるほか、これらのコンテンツを作り上げるために産業のベテランが大勢参加したと強調しています。
さらに、“Advanced Warfare”が次世代機向けのタイトル(※ 現世代機版はHigh Moon Studiosが移植を担当)で、40年後の未来を扱う作品だと語ったGlen Schofield氏は、開発に活かせる過去の資産が全く無く、ゼロから開発を進める必要があったと説明し、“Advanced Warfare”がCall of Dutyにおける全く新しいフランチャイズ、もしくは新IPに等しいと語り、本作が新たな10年を踏み出しフランチャイズの刷新を図る作品であることを改めてアピールしました。
また、こういったコンセプトを実現するためにスタジオが取り組んだ開発について幾つかの興味深いディテールが明かされています。
- 現在、Sledgehammer Gamesに所属する開発者の数は225人に達しており、Visceralの開発者達に加え、ValveやNaughty Dog、Crystal Dynamics、EAといったスタジオの開発者達を多く雇用している。
- 先日スタジオ設立5周年を迎えたSledgehammer Gamesは、設立当初TPSのCoD新作開発を進めており、“Call of Duty: Advanced Warfare”の計画は存在しなかったが、Infinity Wardの騒動を経て差し迫った状況のなか、急遽“Call of Duty: Modern Warfare 3”の開発に参加。この開発を終え、ActivisionとInfinity Ward、Treyarchと共に相談を重ねた上で、Sledgehammer単独で開発を手掛ける“Advanced Warfare”の誕生が決まった。なお、“Call of Duty: Advanced Warfare”の為に最初に作られたプロトタイプは、強化外骨格スーツを利用したブーストジャンプだったとのこと。
- Sledgehammer Gamesはビリーバブルな強化外骨格を作り上げるために、カリフォルニア大学バークレー校やマサチューセッツ工科大学、NASAの研究者によるコンサルタントを得た。
- “Call of Duty: Advanced Warfare”のストーリー開発において、Sledgehammer Gamesは映画“ブラックホーク・ダウン”とNaughty Dogの“The Last of Us”に大きな影響を受けたことを明かし、本作のストーリーが単なる軍事的な物語ではなく、窮地に陥った主人公と仲間の友情や家族との関係、喪失に伴う痛みなど、個人的でエモーショナルなストーリーを描いているとのこと。。
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