昨晩、“The Ladies of the Wood”クエストの衝撃的な展開を37分に渡って描いた素晴らしいデモ映像が公開されたCD Projekt REDの人気RPGシリーズ最新作「The Witcher 3: Wild Hunt」ですが、この映像をクローズド上映したgamescom会場でCDPRのVFXアーティストJose Teixeira氏がDualShockersのインタビューに応じ、デモビルドに関する情報やローンチに向けた開発の進捗、今後実装を望むビジュアルエフェクトや天候表現に関するディテールなど、非常に興味深い情報を多数明らかにしています。
- 37分のデモはPC版のゲームプレイを撮影したものだった。
- CDPRは丁度ゲームのパフォーマンス向上を図る最適化を開始したところで、全てのプラットフォームを対象にフレームレートの向上を図る小さな変更や調整を加えている。無駄なアセットの削除やリソースコストの高いアイテムの精査といった細かな作業を重ね、5から6程度のFPS向上を見越しているが、最終的に12以上のFPS向上を目標としている。
- PC版のパフォーマンスは、GTX 660程度で十分に美しいゲームプレイが得られるよう想定している。
- 現在のIgniサイン(炎を放射するゲラルトの魔法)は、地面で跳ね、草を焼く1,000を越えるパーティクルを放射している。
- Jose Teixeira氏は現在“Infamous: Second Son”に見られるようなパーティクルトレイル(尾を引くような表現)の実装を目指しパーティクルシステムの変更に取り組んでいる。
- デモに登場した賑やかなNovigradを含め、本作の都市は現実的な存在感を際だたせるために完全に手作業で構築され、ミスマッチなアングルで建築物やオブジェクトが配置されている。
- “The Witcher 3: Wild Hunt”は物理ベースのマテリアルと(事前ベイクではない)イメージベースドライティングを採用している。なお、ライティングについては現在も改善が進められているとのこと。
- “The Witcher 3: Wild Hunt”のダイナミックな天候表現は、晴天から曇り、雨まで、徐々に変化するだけでなく、降水量やオブジェクトの湿り具合も動的に変化する。
- また、本作の天候表現はそのトランジションに大きな注意が払われており、晴天から突然雨が降り出すなど、非現実的な天候の変化が生じないよう設計されている。
- 天候表現には雷や雪も存在し、降雪量が動的に変化するほか、気温や雪が移動速度を鈍らせダメージを生じさせるなど、天候がゲームプレイに直接的な影響を与える。
- 開発チームは、雲が生じさせる影の実装を予定している。
- ゲラルトが繰り出すコンボの最後の攻撃タイプに応じた四肢切断の要素とアングルの変更が新たに実装されている。
- Jose Teixeira氏によると、“The Witcher 3: Wild Hunt”の開発にあたって植生システムに大きな改良が加えられており、そのスピードとクオリティは植生のエキスパートであるSpeedTreeのスタッフさえ驚かせたとのこと。
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