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先日、新作の発表を予告しカウントダウンを開始していたPiranha Gamesですが、本日スペースフライト物のSci-Fi MMO「Transverse」が正式にアナウンスされ、公式サイトにて100万ドルの資金調達を目指す独自のクラウドファンディングが開始されました。

発表によると、“Transverse”は人類が宇宙に進出した2315年の世界を舞台に、探索や勢力の拡張、開拓といったテーマを扱うSci-Fi MMOで、映画的なプロットを紹介するアナウンストレーラーが公開されています。

なお、Piranha Gamesの共同創設者でクリエイティブディレクターを務めるBryan Ekman氏は、本作の説明にあたって“NPCが存在しないMMO”という初期のコンセプトを掲げており、プレイヤーが店主やクエストギバー、トレーナーといった所謂NPC的な役割を担い、街や宇宙船、宇宙ステーションの建築までもがプレイヤーによって行われるといった野心的なアイデアを提示しています。

また、“Transverse”の開発は、独自に開始したクラウドファンディングの調達規模に応じたモジュールに分割され、達成したゴールに併せて実装が拡張されるシステムとなっており、最初のモジュールとなるスペースフライトの2015年後半リリースを初期のゴールとし、その後探索や拡張といった要素を順次導入する予定とのこと。

“MechWarrior Online”をはじめ、“Duke Nukem Forever”や“Medal of Honor”、“Need For Speed”といった作品の移植や開発に多く参加してきたPiranha Gamesですが、大志を掲げた“Transverse”の開発が無事軌道に乗るか、資金調達の状況に注目が集まるところです。