先日、海外ローンチを果たし、大きなリスクを背負ったSledgehammerの意欲的な取り組みが、年刊フランチャイズに求められていたフレッシュな変化をもたらしたとして非常に高い評価を獲得した「Call of Duty: Advanced Warfare」ですが、予てから多くのアナリスト達が予約や販売規模の縮小を予測していた本作の販売についてActivision Blizzardが言及。ローンチ直後ながら、販売の初動と盛り上がりが“Call of Duty: Ghosts”を大きく上回る結果を得ていると明らかにしました。
これは、Activision Blizzardが2014年第3四半期の業績報告に併せて実施したカンファレンスコールとGamesIndustryのインタビューに登場したActivision PublishingのCEO Eric Hirshberg氏が語ったもので、これまで産業の指標となっていたプレオーダー規模が未だ初動を図るバロメーターだと語ったHirshberg氏は、一方でプレオーダー数がもはや製品の全体的な需要を反映していないとの見解を提示。“Call of Duty: Ghosts”に比べてリテール版“Advanced Warfare”の予約規模が減少していることを認めた上で、PS4とXbox Oneの登場に併せて大きな成長を見せているデジタル版販売の動向がこれに含まれていないことを強調しました。
Hirshberg氏は、こういった状況を含めた“Call of Duty: Advanced Warfare”の初動が十分に“Call of Duty: Ghosts”の販売を超え、ソーシャルチャンネルにおけるCall of Dutyブランド絡みの発言も昨年に比べて大きな盛り上がりを見せていると語り、“Black Ops 2”を頂点として語られるCall of Dutyブランドの衰退について、Activisionは未だ楽観視しているとの見解を提示しています。
なお、様々なソーシャルチャンネルにおけるBuzz動向を調査するメディアエージェンシーWe Are Socialによると、“Call of Duty: Advanced Warfare”関連の発言量は、昨年の“Call of Duty: Ghosts”に対して4倍近い規模に達し、FIFA 15やDestiny、Titanfallを超えるなど、Call of Dutyブランドに対する興味が大きく損なわれているわけではないことを示しています。
(※ 調査は英語圏のTwitter及びBlog、フォーラム等におけるローンチ前日24時間の言及量を比較したもので、Advanced Warfareの18万7,127回に対して、同じ期間のGhostsは4万5,224回、Titanfallが9万761回、FIFA 15が5万3,547回、Destinyが4万3,001回となっている。なお、言及は作品に対する是非の両方が含まれており、“Advanced Warfare”に言及した発言全体の14%が昨年の失望に対する懸念に伴うネガティブな反応だったとのこと。なお、最も大きな関心はゾンビ絡みの“Riot”マップに寄せられる結果となっている)
余談ながら、Q3報告のカンファレンスコールに参加したEric Hirshberg氏は、2015年Q1に中国で“Call of Duty Online”のローンチを果たすと予告し、中国市場への進出がCall of Dutyブランドの更なる継続的な成長を支えるだろうと強調。投資家や株主向けにCoDブランドの健在ぶりを重ねてアピールしています。
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