昨晩、初めてその名を耳にするインディースタジオ“Studio Wildcard”が開発を手がける新作としてアナウンスされ、多種多様な恐竜達や絶滅種達が闊歩するオープンワールド環境を舞台に建築要素や戦闘、クラフト、クラン要素に加え、Sci-Fiにファンタジーまで組み込んだ只ならぬゲームプレイトレーラーが登場し大きな話題となった新作「ARK: Survival Evolved」ですが、新たにPlayStation.Blogが本作のPS4版に関するディテールを掲載し、野心的な新作がPS4用のVRヘッドセット“Project Morpheus”に対応することが明らかになりました。
また、今回PlayStation.Blogに情報を掲載したのが前述した“Studio Wildcard”を設立したボスJesse Rapczak氏であることが判明し、全く無名のスタジオから突如として飛び出した野心作の興味深い出自がようやく明らかになっています。
今回のアナウンスから判明した幾つかの新たなディテールと数枚の新スクリーンショットは以下からご確認ください。
- 現段階で判明している“ARK: Survival Evolved”のディテールについては、過去記事を参照のこと。
- “Studio Wildcard”は、2014年にワシントン州カークランドに設立された新スタジオで、スタッフの数は11~50名規模。世界中から参加した開発者を擁するスタジオをシアトルに構えている。
- スタジオを設立したのは元Microsoft Game Studiosのテクニカルアートディレクターを務めたJesse Rapczak氏で、氏はこれまでMicrosoftやSOE(※ DC Universe: Onlineに参加)、UTVの未発表FPS(※ “Reich”か?)に取り組んだほか、2006年に設立したインドのプロダクション“Exigent”を通じて、BorderlandsやBrothers in Arms: Hell’s Highway、Sid Meier’s Civilization: Revolution、Uncharted 2: Among Thievesといった大作の開発に参加したベテランとして知られている。
- PS4版“ARK: Survival Evolved”は、VRヘッドセット“Project Morpheus”に対応。Rapczak氏は、VR対応がマウスとゲームパッドに最適化したゲームの違いと同様に、ただVR対応が可能だというだけではなく、デザインの根本からVR対応に最適化した開発を個別に進める必要があると強調。VRプレイにマッチするFOVをはじめ、フラットなスクリーンに描かれる従来のゲームとは異なる“そこにある”ためのモーションや存在の知覚を実現する必要があると説明。既にHMD上のコンテンツに3年の開発経験を持っているとして、PS4版のVR対応が非常に豊かな体験をもたらすと強調している。氏によると、VRヘッドセットを通じて巨大な動物に接近し、これに騎乗する体験は本当に特別なものだとアピールしている。
- Project Morpheusを利用する際は、全てのゲームプレイが一人称視点となる。これは、三人称視点のゲームプレイがVRにマッチしないことによるもので、モニタでプレイする際には、恐竜に騎乗した際の視点が三人称視点に変化する。
- “ARK: Survival Evolved”は、いわゆるMMO作品ではない(※ 氏はオンラインマルチプレイヤーゲームだと説明)が、Statsやアイテムのデータが保持される持続性の世界とキャラクタープログレッションを特色とし、マルチプレイヤーは64人対応を超える規模を目指し開発が進められている。
- “ARK: Survival Evolved”には、60種を超える恐竜や絶滅種が登場するが、ティラノサウルスやサーベルタイガーといった凶暴な種を含む全てのクリーチャーを飼い慣らすことができる。
- ARKに登場する全てのクリーチャーは、独自の生態系と捕食者としてのヒエラルキー、自治能力を持つ。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。