今月5日に“Battlestate Games”と呼ばれるロシアのデベロッパがMMOとFPS、TPS、RPGジャンルを融合させたハードコアかつナラティブドリブンな新作「Escape from Tarkov」を発表し、一部で熱い注目を集める状況となっていましたが、新たに本作のプレアルファビルドを用いた5分強のゲームプレイとハイライト映像が公開され、初めて耳にするスタジオが手掛けたものとは到底思えないとんでもないクオリティのフッテージが登場しました。
“Escape from Tarkov”は、現代のロシア内部で生じた武力紛争により、国連とロシア軍によって完全封鎖された架空の都市Norvinsk州“Tarkov”を舞台に展開する新作で、都市に残り活動する武装勢力“Scavs”と、同じくTarkovで活動する2つの民間軍事会社(USECとBEAR)が都市を分割統治する状況のなか、プレイヤーはUSECかBEARのどちらかに所属する元傭兵となり、過酷な戦場を生き残るサバイバルと“Tarkov”からの脱出を目指すことになります。
■ 現段階で判明している“Escape from Tarkov”のディテール
- “Escape from Tarkov”のジャンルは、FPSとTPS、RPGジャンルをミックスさせたナラティブMMOとされる。対応プラットフォームはPCとMac。
- 2016年Q1にクローズドベータテストが実施される予定。現在公式サイトにてサインアップの受付が行われている。
- 戦術や戦闘、MMO要素等を改善・拡張するモジュールの追加システムを特色とする。
- 舞台となる架空の都市“Tarkov”は、元々ヨーロッパとロシアが共同で作り上げた経済特区で、大きな商機が順法的ではない企業を呼び込む要因となり、その後西側の企業によって引き起こされたスキャンダルによって政治的な紛争が勃発し、仲裁を担う国連とロシア軍、2つの民間軍事会社が互いに対立する武力紛争へとエスカレートした。
- プレイアブル勢力となる2つの民間軍事会社のうち、USECは件のスキャンダルを引き起こした西側の国際企業“Terra Group”に属するPMCで、地方自治体による企業の調査を妨害するためのスカーミッシュを展開している。一方、BEARはロシア政府によって直接設立されたと噂されるPMCで、Norvinsk州の公式な代理として“Terra Group”の調査を進めている。
- 固有のクエストとストーリーによって駆動されるゲームの進行を特色とし、ミッションやタスクを完了することで、プレイヤーはTarkovで繰り広げられている衝突の歴史を学ぶだけでなく、前線で生き延び、脱出するチャンスを得る。
- プレイヤーのアクションに直接的な影響を与える怪我や物理的な状態、環境エフェクトといった要素を特色とする。
- リアルな弾道学、完全にプロシージャルなエフェクトシステム、環境インタラクション、ステルスアクションといった要素が実装される。
- 高度な武器のハンドリングとカスタマイズシステムを導入。
- 4カテゴリ(PhysicalとCognitive、Combat、Practical)に分類された100を超えるスキルベースのキャラクタープログレッション。
- 物々交換やオークションといったプレイヤーの活動に影響を受けるAI制御のゲーム内経済。
- オフライン用のアクティビティとして、治療や取引、スパイ、武器拡張とカスタマイズ、Lootスタッシュの管理、研究といった要素が利用可能。
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