11月10日の世界ローンチに先駆けて、BethesdaのPete Hines氏が病欠時の署名用サインを提供し話題となった「Fallout 4」ですが、新たに「The Witcher 3: Wild Hunt」の開発を手掛けたCD Projekt RedのシニアテクニカルアーティストJose Teixeira氏がGameReactorのインタビューに応じ、“Fallout 4”のローンチ週にCD Projekt Redの開発者の多くが謎の“風邪”をひいたと報告。一体何事か、原因がさっぱり分からないとしらばっくれています。
これは、素晴らしい傑作で共に今年のGOTYを争うCD Projekt RedとBethesda Game Studiosの競争が“皆にとって有益”だと語るJose Teixeira氏が明らかにしたもので、氏は“風邪”の話題に続けて、次のように語っています。
Bethesdaが絶対的に優れたゲームを作り上げることに疑いの余地はないし、彼らが行うこと全てが僕たちのインスピレーションとして役立つけれど、その逆もまたしかりだと思いたい。
このスタジオでは、みんながそれぞれに優先すべき何かを持っているけど、優れたゲーマーでもあって、ほぼ全員がRPG作品を愛しているんだ。このライバル関係は2つのスタジオ間だけでなく、プレイヤーにとっても役立つものだと思うし、何よりスタジオ自身が常により良いものを作りたいと求めてくるんだ。
CD Projekt Redのこういったある種のピュアさや他社作品に対する愛情の深さ、それゆえに生じる過剰とも言える作り込みのボリュームは、そのままBethesda Game Studiosのアプローチにも通じるところがあると言え、オープンワールドRPGの新たな金字塔を同時期に打ち立てた両スタジオがこれからどんな研鑽を重ねるのか、今後の動向に大きな期待が寄せられるところです。
余談ながら、“Fallout 4”のエクストリームなお披露目とローンチに向けたアプローチに強い感銘を受けたCD Projekt RedのボスMarcin Iwinski氏は、“今ここにある作品を、何月何日に発売する”というFallout 4スタイルで次回作“Cyberpunk 2077”のお披露目を行いたいと述べ、十分な仕上がりに到達するまで発表を待ちたいと語っていました。
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