日本語版を含む2月5日の世界同時ローンチがいよいよ目前に迫るFiraxisの人気シリーズ最新作「XCOM 2」ですが、週末のPAX Southにて予定通り本作のMODに関するパネルディスカッションが実施され、以前にご紹介したアートディレクターGreg Foertsch氏のインタビューにおいて50GB規模と言及されたMODツール用アセットのとんでもないディテールが明らかになりました。
また、Enemy Unknownの大規模なトータルコンバージョンMOD“Long War”を生んだLong War Studiosが開発を手掛ける公式MODに関する情報もアナウンスされ、“XCOM 2”のローンチに併せて3種のMODをリリースすることが判明しています。
■ “XCOM 2”のMODツールに同梱されるアセットの概要
- 1,900種を超えるXCOM 2のゲームプレイ用スクリプトファイル
- 拠点アヴェンジャー内部の部屋やメニュー用環境まで含む2,400種以上のマップ
- コーヒーメーカーからエイリアンの奇妙な植物まで、7,000種を超える環境用プロップ(小物)
- 4,000種を超えるマテリアル(※ 新たに導入された物理ベースレンダリング用のものと思われる)
- 10,000種を超えるテクスチャー
- 2,000種を超えるサウンド
- 武器エフェクトから環境レベル破壊、鳩にまで及ぶ3,000種以上のパーティクルシステム
- エイリアンのフルモデルからキャラクターカスタマイズ用のパーツなど、600種を超えるキャラクター用アセット
- 武器からエイリアンまで、全アニメーション付アセットをコントロール可能な600種を超えるアニメーションセット
■ MODツールに関するディテール
- MOD用のテンプレートも用意済みで、SDKにアクセス可能な開発モードには、マップやLoS、戦場の霧といった要素のデバッガに加え、フリーカメラやUI/アイコン非表示を含むマーケティングモードも含まれる。なお、Firaxisは実際のバグfixにこのMODツールを用いたとのこと。
- セーブデータを利用したリプレイモードが導入されるほか、SDK上でも利用可能。
- シングルプレイヤーだけでなく、マルチプレイヤー用のMODも製作可能。
- スカーミッシュモードとして役立つ“Tactical Quick Launch”と呼ばれるデバッグモードが実装されている。
- SDKは各種ドキュメントも同梱済み。
昨日行われたPAXパネルでは、前述したMODツールの概要に加え、“Long War Studios”が担当した公式MODもお披露目され、“XCOM 2”のローンチに併せて3種のMODをリリースすることが明らかになりました。
これは、ベースクラスとは異なる導入メカニクスを持つ部隊支援系の新たなXCOM兵クラスと、兵士に移動ボーナスを付与するサブマシンガン(※ ただし弾薬の装填数が通常のライフルよりも少ない)、固有の能力を持つ新エイリアン“Muton Centurion”を個別のMODとして導入するもので、配信に併せて10種の言語にローカライズ済みとのこと。
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