昨年3月中旬にEAが「Ghost」の商標2種を米国特許商標庁に出願し、その後シリーズ最新作“Tom Clancy’s Ghost Recon: Wildlands”を含む複数の“Ghost Recon”作品を手掛けるお馴染みUbisoftがこの商標登録に対して意図しない混乱を引き起こす可能性があるとして、自社商標の更新等を含めこれを牽制する動きを見せていましたが、新たにUbisoftが1月31日にEAの“Ghost”商標に対する正式な異議申立書を米国特許商標庁に提出したことが判明。ことビデオゲーム産業においては広く一般的な単語でもある“Ghost”の商標化に関する有効性や両者の争いに注目が集まる状況となっています。
これは、昨年3月18日にEAがエンターテイメントと電子/技術系区分の商標として2つの“Ghost”を出願(参考:86568852と、86568854)したEAに対し、2004年から“Ghost Recon”関連の商標9種を所有するUbisoftが異議申立てを行ったもので、UbisoftはEAの“Ghost”商標が消費者に誤った認識と関係性を抱かせる可能性があり、“Ghost Recon”商標を害する恐れがあると強調しています。
なお、今回の申し立てに対するEAの答弁書提出期限は2016年3月9日までとなっており、合意に至らない場合は改めて上級裁判所で商標の是非が争われる予定となっています。
余談ながら、こういった一般的な用語の商標登録は過去にも例があり、2012年には“Scrolls”商標を争ったMojangとBethesda Softworksが半年近い裁判を経て双方の合意に至ったことが報じられていました。
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