先日、amiiboを含む日本語Wii U/3DS版の発売が決定したYacht Club Gamesの傑作「Shovel Knight」ですが、昨晩公式サイトが更新され、昨年12月にデジタルとリテール版を含む累計販売が100万本を突破した“Shovel Knight”の販売が、遂に120万本を突破し、デジタル版の販売が100万本に達したことが明らかになりました。
これに併せて、プラットフォームや販売地域、小売店、プレイ状況など、販売動向に関する非常に興味深い情報がアナウンスされました。
■ 全体的な販売について
- “Shovel Knight”のデジタル版販売が2016年2月時点で累計100万本を突破。さらに、リテール版の販売が累計20万本を突破し、全体的な販売が120万本を突破した。
- 120万本販売突破を祝い、公式サイトにて3DSとPS4、PS Vitaの素敵な“Shovel Knight”テーマ配信が開始された。
- PlayStation版の発売から6ヶ月の販売は、Wii U版の発売から6ヶ月の販売本数にほぼ等しく、3DS版はPlayStation版よりも50%ほど多く売り上げている。また、Xbox版の販売規模はPlayStation版の約半分となっている。
- 現在、1ヶ月当たりの平均的な販売本数は2万5,000本から3万5,000本程度。
- Steamの販売が全体の32%を占め最も多いが、セールにおける販売が多く、月間販売においては平均的に3DSがSteamの2倍近い販売を記録している。
■ リテール版販売
- “Shovel Knight”のリテール版販売が20万本を突破。Yacht Clubは、小売における利益の少なさと労力の多さなど、小売り販売が大きな苦痛を伴うものだったと語った上で、それでもなおより多くの子供達や家族を含むより広いオーディエンスに作品を紹介できる利点は素晴らしいと説明している。
- 2015年にはリテール版がデジタル版に比べて2倍近い販売数を記録していたが、2016年には1:1に近い販売に推移したとのこと。
- 現在、全体的な出荷本数の70%程度が実際に販売された。
- 小売店が最も多く入荷を求めたのはPS4版だったものの、最も売れたのはWii U版だった。
- リテール版は24.99ドルで販売されるが、1本あたりの利益は14.99ドルで販売しているデジタル版よりも3~4ドルほど低い。
■ Steamの販売について
- 最も多く解除された実績は“First Purchase”(アイテムを初めて購入する)で、全体の85%が取得している。
- ショベルナイトで本編を完了する“Victory”実績は全体の32%が取得。New Game +でゲームを完了したプレイヤーは全体の2%となっている。
- Steamプレイヤーのうち、全体の5%がMac版をプレイし、1%がLinuxで“Shovel Knight”をプレイしている。
- 約34万5,000人が“Shovel Knight”をウィッシュリストに追加している。
- プレイ時間の代表値は5時間23分。
- プレイ時間の平均は8時間3分。
■ amiiboの販売について
- amiiboの世界的な出荷数は20万ユニットを超え、1月8日の発売を経て、現時点で18万体を販売している。
- 6万体がヨーロッパで売れ、残りが北米の販売分となっており、北米市場向けに3万体の追加生産が決定したとのこと。
- 初週販売は7万5,000体を記録。
- ヨーロッパとカナダの出荷分はほぼ売り切れに近い状況にある。
- 2016年3月の北米市場におけるamiiboの販売数は1万体だった。
- amiibo用のゲームコンテンツ開発に24万ドルの予算が費やされた。
なお、現在Yacht Clubはキングナイトとスペクターナイトのキャンペーン、ボディスワップ、4プレイヤーバトルモードの開発を進めており、2016年末までに“Shovel Knight”の開発を終えたいとのこと。
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