先日、Xbox One版の正式運用を開始し、PS4版の対応に向けた準備が進められている「Fallout 4」の包括的なユーザー“MOD”サポートですが、新たに“Bethesda Game Studios”が公式サイトの新たなニュースセクション“Dev Notes”のオープンを報告し、コンソール版を含む“Fallout 4”のMOD対応に関する最新のロードマップを発表しました。
今回のロードマップは今夏の取り組みにフォーカスしたもので、MOD利用者とMOD開発者の両方に向けた複数の改善と対応強化が提示されており、コンテンツの盗用に関する対応や“WIP”(開発中)であることを示す新機能、より大規模なMODの利用を可能にするコンソール版MODの容量制限緩和に対する取り組みなど、非常に興味深い項目が掲げられています。
■ 公式サイトの“Dev Notes”セクションについて
- 新たにオープンした“Dev Notes”セクションは、Bethesda Game Studiosが直接“Fallout 4”のニュースやベータ版、MODといった情報を紹介するページとしてスタートしたもの。
- 新セクションのオープンを経て、既に以下の夏ロードマップに関する詳細に加え、MODアップロードに関するガイドラインが公開されている。
■ “Fallout 4”MODの夏ロードマップ
- Bethesda.net向けのMODアップロードに対するセキュリティの強化:“Creation Kit”ユーザーは、“Bethesda.net”向けのMODアップロード時に、“Steamと紐付けされたBethesda.netアカウント”が必要となる。ただし、Creation Kitのダウンロードや使用に“Steamと紐付けされたBethesda.netアカウント”は必要なく、“Bethesda.net”向けのアップロード時にのみアカウントが必要となる。これに伴い、モデレートチームの調査によってBethesdaの利用規約または行動規範に対する違反が認められたユーザーについては、“Bethesda.net”アカウントをBANするケースがある。
- コンソール版MODのストレージ制限について:コンソール版MODの容量上限(現在は2GB)を増加させるために、BethesdaがMicrosoftとSonyと共に取り組みを進めている。
- 複数プラットフォーム向けのMODアップロード機能:3種のプラットフォームに向けて、3つのMODを個別に管理せずにすむよう、1度のアップロードで複数プラットフォームの対応を可能にする改善が進行中。
- UIの改善:Webサイトとインゲームの両方でMOD利用の経験を改善する、さらなるUIの改善が進行中。
- 各MODページ用のコメント機能改善:MODの詳細ページに、コメントへのリプライやコメントの報告、ライク、MOD開発者がバグ修正等のフィードバックに役立てるためのフラグ付与といった機能が追加される。
- MOD報告機能の改善:MODに対する報告内容をより明確にし、コンテンツの盗用カテゴリを追加する改訂が実装される。これに伴い、モデレートチームによる問題の適切な評価に役立つデータが得られるとのこと。
- MODをWIP(開発中)状態に設定する機能:“Work in Progress”フィルタを導入し、MODがWIP状態にあることを示すことが可能となる。MOD開発者はアップデートやMODのテストに伴い、任意にこの設定を変更・更新可能。
- MODの統計情報機能:MOD開発者向けに各MODの統計情報に対するアクセスが提供される予定。
- MODバージョンのカスタマイズ機能:MODのバージョン番号を変更可能にするリネーム機能が導入される。
- 他のMODに対するフラグ立て機能:MODの動作に他のMODが必要となるケースにおいて、MOD開発者向けに、対象となるMODを提示するための選択機能が導入される。
- MOD毎にアップロード可能なイメージの数を増加。
- “Bethesda.net”ライブサービスのさらなる修正と最適化。
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