傑作“Life is Strange”を生んだDontnodが開発を進めているゴシックな吸血鬼アクションRPG「Vampyr」ですが、新たにFocus Home Interactiveが14分半に及ぶゲームプレイを収録したプレアルファビルドの新トレーラーを公開しました。
今回の映像は、今年6月にE3会場で上演/ライブ配信されたデモと寸分違わず全く同じ内容ながら、コメンタリを含まないもので、吸血鬼として死の淵から蘇った主人公Jonathan Reidがホワイトチャペルの教会を目指す過程で巻き込まれる戦闘や、借金を巡る言い争いを見つけ、取り立ての男を騙し食事をとる様子など(これによって被害者の息子や借金をしていた男の運命が変化する)、野心的なシステムの一端がうかがえる興味深い内容となっています。
■ 再掲:“Vampyr”のゲームシステムに関するディテールの一部
- 以前にも紹介した通り、本作に登場するロンドンの市民達はそれぞれに固有の名前と出自、背景を持つ個人として存在しており、それぞれの所属や他の市民と固有の関係を築いている。これらの市民達はあまねく主人公の渇きを癒す食事となり得る一方で、医者でもある主人公が救いの手をさしのべる対象ともなる。
- 主人公が血をすする食事の対象は入念に選別する必要がある。捕食の是非や前述した住人の関係によって、犠牲者の近親者が犯人(プレイヤー)を追い始めるといった、動的な変化がゲーム内に生じる
- また、住人達は血液の質や健康状態、主人公の魅了に抵抗する意思力など、それぞれに“食事”として固有のステータスを持っている。
- このほか、スペイン風邪のパンデミックに伴う地域毎の全体的な健康状態がパラメーターとして用意されている。主人公は元軍医であることから、その能力とクラフトシステムを利用して住人やエリアの健康状態を向上させることができる。(これは、結果的に食事の質を上げることにも帰結する)
- 戦闘やクエストの完了を通じて僅かな経験値を得ることができるが、本作において最も大きな経験値のリソースは人間の血をすすることにある。
- なお、主人公は自身が医者であることから、スペイン風邪によるパンデミックや野生化した吸血鬼の出現といった状況を鑑み、自らの体を蝕んだ吸血鬼化はある種の“疾病”ではないかと考えている。前述した食事の選定やレベルアップといったゲーム的な展開を通じて、その病の原因を調査することが本作の大きな目的の1つに挙げられるとのこと。
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