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Special Editionを含む“The Elder Scrolls V: Skyrim”や“Fallout 4”など、Bethesda Game Studiosのタイトル開発を率いるお馴染みTodd Howard氏がglixelのインタビューに応じ、“The Elder Scrolls V: Skyrim”の3,000万本販売やSwitchに対する印象、Scorpio向けの対応、人気フランチャイズの今後、小規模タイトルとさらなるモバイルゲーム計画、大作向けの実験的な取り組み等について興味深い見解を提示し話題となっています。

という事で、今回は長大なインタビューの中から、幾つか興味深いトピックの概要をまとめてご紹介します。

• 2014年1月末には“The Elder Scrolls V: Skyrim”の2,000万本販売突破が報じられたが、glixelの報告によると、本作の累計販売は既に3,000万本に達しているとのこと。この販売規模に言及したTodd Howard氏は、Skyrimがこれまでにないオーディエンスに到達するスタジオの転換点となったことを明らかにしている。
• “The Elder Scrolls V: Skyrim”のデザインドキュメントが英雄コナンのアクションフィギュアだったという話題は事実。
• Todd Howard氏は“The Elder Scrolls V: Skyrim”をゆったりとしたペースで楽しむ。座って日の出を見てあたりの花を摘み、周囲の人々に話しかけるなど、その景観を楽しむとのこと。
• Todd Howard氏は“The Elder Scrolls V: Skyrim”の世界や環境に満足しているが、NPCの反応については、まだスタジオが望むレベルには達していないとのこと。
• Todd Howard氏はNCAAの大ファンで、EAの“NCAA Football”シリーズの復活を強く望んでいる。なお、Notre Dameチームがお気に入りとのこと。
• Todd Howard氏は現在“Forza Horizon 3”をプレイしている。氏はこれにインスパイアされた何かを示唆しているが、まだ言いたくないと前置きした上で、“Forza Horizon 3”には優れた点が多く存在すると伝えている。
• “Fallout 4”は、“The Elder Scrolls V: Skyrim”に比べて頻繁にメインクエストの進行を推奨する作りとなっているが、Todd Howard氏によるとこれは“Fallout 4”において意図してデザインされたものとのこと。
• Todd Howard氏は、今後さらなるThe Elder ScrollsとFallout作品を手掛けたいと明言。加えて、これと同じく他の作品に対する意欲を持ちあわせていると語り、今後Fallout Shelterのような小規模タイトルや、始動したばかりの未発表モバイルゲーム、大作ゲーム向けの実験的な取り組みを進めていると明らかにしている。
• 任天堂の新ハード“Switch”がお気に入りで、これをプレイしたと報告。NDA下にあることから、具体的な情報は明かせないものの、かつて見たなかで最高のデモを目にしたことを伝えている。氏はこれがデバイスに関するデモであることを挙げ、Bethesdaが明確にこれを支援していると強調している。
• “Fallout 4”のPS4 Proと同じく、来年は“Fallout 4”と“The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition”のScorpio対応を実施するとのこと。
• 新しい“The Elder Scrolls”作品については、大きな計画がアクティブな状況ではなく、数人がこれに取り組んでいると説明。シリーズの新作がファンにとって重要で、期待値を注意深く扱う必要があると述べ、TES新作がいずれ作るであろう作品であることは確かだと伝えている。
• 現在取り組んでいる未発表プロジェクトは、かなり完成に近づいているとのこと。作品にはまだ明確に荒い箇所が残されているが、今後さらなる取り組みを継続すると説明。ここで取り組んでいる新しい何かは、かつてBethesda Game Studiosが取り組んだもの全てを容易に上回る大きな何かだと伝えている。