先日、惑星エクナーの古代遺跡を描く“フィービーとエクナーの心”DLCが配信された「Battleborn」(バトルボーン)ですが、予てからGearboxが存在を示唆していた将来の“Borderlands”にまつわる“Battleborn”のイースターエッグが発見され、その内容が大きな話題となっています。
今回は、このイースターエッグに関する情報をご紹介しますが、内容には“Borderlands”の強いネタバレとイースターエッグの解法が含まれますので、閲覧には十分ご注意下さい。
今回のイースターエッグは、5本のDLC作戦に登場する通常とは異なる形状のヴァレルシがモールス信号を発していることが発見されたもので、それぞれ以下のような文言を告げていることが判明しています。
- アティカスとスロールの反乱:Visit Prometea
- トビーの友情のレイド:Children of the Vault
- オスカー マイク vs バトル スクール:We are not on Pandora anymore
- モンタナとデーモン ベア:Tannis is not what she seems
- フィービーとエクナーの心:Do not open the Vaults
この文言を繋げると、“Visit Prometea, Children of the Vault. We are not on Pandora anymore. Tannis is not what she seems. Do not open the Vaults.”となり、「Vaultの子らよ、Prometeaへ向かえ。我々はもはやパンドラにはいない。Tannisはまるで別人のようだ。Vaultを開いてはいけない。」と読めます。
(Borderlands: The Pre-Sequelの展開を加味すると)EridianがVaultハンター達に語り掛けているように見受けられるこの文章は、先日ご紹介したGDCの“Borderlands 3”技術デモにて語られた“別の惑星”の存在と合致しており、“Borderlands 2”本編のエンディングに続く展開としても自然な流れだと言えます。
冒頭に登場する見慣れない“Prometea”は、Borderlandsユニバースにおいて重要な役割を持つ惑星Prometheaである可能性が高いと思われます。惑星Prometheaは、Borderlandsシリーズの全てが始まった惑星であり、Knoxx将軍のCrimson Lanceを擁する巨大企業Atlasが、初めてVaultとEridianの遺跡、技術を発見した場所として知られています。
何らかの異変に見舞われたと思われるTannisは、初代から登場しているお馴染みPatricia Tannisその人に違いありません。彼女は元Dahl社の天才技術者/考古学者で、シリーズの主要な通信手段であるECHOネットワークを構築し、“Vault”の鍵と封印が開くサイクルの謎を突き止めた人物としてシリーズの重要な役割を果たしていました。(※ この辺りの経緯は2015年4月に2K Japanが発行したパンドラの歴史情報に詳しい)
今のところ、このイースターエッグの内容と新作の具体的な関係は不明ながら、かつてBattlebornに“将来のBorderlandsに関するイースターエッグを盛り込むことは可能だ”と説明していたRandy Varnell氏は、公式フォーラムを通じて今回の件に言及しており、コミュニティの見事な解析と熱意を称えると共に、オーディオファイルが見事に解読されてしまったと伝えています。
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