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昨晩、PAX恒例の“Inside Gearbox Panel”が実施され、Gearbox Softwareが新たに開発を進めているVRゲーム「Penn & Teller’s Cruel Virtual Tricks for Real Friends」（仮）を発表し、人気TV番組“Penn & Teller: Bullshit!”のホスト役でも知られる著名なマジシャンコンビ“ペン＆テラー”とコラボレートしたタイトルの開発を進めていることが明らかになりました。

今のところ、新作の具体的なディテールは不明ながら、Penn JilletteとRaymond Joseph Tellerのリアルな3Dモデルがお披露目され、近く解禁されるモーションキャプチャーの撮影風景やイメージ、続報が待たれる状況となっています。

Gearbox Softwareとマジックの組み合わせを奇妙に感じるファンも少なくないかと思いますが、スタジオのボスRandy Pitchford氏はかつて一世を風靡したイギリス出身の著名なマジシャン“カーディニ”ことRichard Valentine Pitchfordの甥であり、3D RealmsでDuke Nukem 3D開発に参加する以前のUCLA時代には、ハリウッドで活躍したプロのマジシャンだったことが知られていました。また、2013年11月にはハリウッドの美術館で開催されたカーディニ展に出資し、自身のカーディニコレクションを多く提供するなど、叔父のマジックに深く傾倒するだけでなく、ビデオゲームそのものがマジックだと考えるデザインアプローチを掲げていました。

@DuvalMagic is talking about an upcoming collaboration with Penn & Teller — in VR!

— Gearbox Software (@GearboxSoftware) 2017年3月12日

Here are some 3D models from our upcoming Penn and Teller project! pic.twitter.com/wJa4cHt1Vp

— Gearbox Software (@GearboxSoftware) 2017年3月12日