先日、プレアルファ版ながら動作する初のインゲームフッテージをご紹介したFrogwaresファン待望のオープンワールドアドベンチャー「The Sinking City」ですが、新たにFrogwaresが公式Facebookを更新し、物陰からずるずると這いよる不気味な異形を描いた未見のコンセプトアートを公開しました。
また、Frogwaresが“Letters of Oakmont”と呼ばれるファン参加型のコンテストを発表。舞台となるOakmontの住人が“人生の最後に綴った手紙”を200ワード以内で作成するというもので、優秀な作品は“The Sinking City”の本編に登場するとのこと。応募はcommunity@(半角)frogwares.com向けのメールか公式サイトのフォーム経由で行われ、締め切りは8月8日までとなっていますので、興味がある方は要項をまとめたプロモーション映像をチェックしておいてはいかがでしょうか。
“Sinking City”はラヴクラフトの作品世界とクトゥルフをテーマに描くオープンワールドの探索/調査ゲームで、超自然的な現象により広範囲な洪水の被害に苦しむ1920年代のニューイングランドを舞台に、主人公である私立探偵が町の調査と超常現象の原因究明に臨む物語を描く作品となっています。
また、舞台となるオープンワールド環境の都市Oakmontのデザインにあたって、都市計画と地理学者の博士号を持つKonstantinos Dimopoulos氏が“The Sinking City”の開発に参加しており、しばしば見られるシェアワールドやマクガフィン的な装置としてクトゥルフを扱わず、都市機能と神話が実際に共存しうる真のラヴクラフト的都市環境の構築を目指すためのアプローチが話題となっていました。(参考:過去記事)
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