2004年の設立以来、名実ともにLucasArtsの精神を受け継ぐ数々の傑作を手掛け、2012年4月に発売した“The Walking Dead”の世界的な大ヒットと高評価を経て、一躍トップスタジオの仲間入りを果たしたお馴染み「Telltale Games」ですが、本日スタジオが25%の従業員を対象とする90人規模のレイオフを実施したと報告。昨今のアプローチを見直し、より少数で高品質なタイトル開発にシフトすることが明らかになりました。
今年9月に新CEOとなった元ZyngaのベテランPete Hawley氏は、現在のビデオゲーム産業が過去数年で類を見ない変化に直面していると語り、スタジオが直面する現実に対応し新たな方向へ前進するためには、より小規模なチームと少人数で、高品質なゲームのリリースに注力する必要があると語り、スタジオにある種の革新が必要だったことを示唆しています。
また、氏は直近の一部タイトルでも問題となっている技術面での改善を強調しており、今後も多数控える期待作の動向に注目が集まる状況となっています。
余談ながら、“The Walking Dead”シーズン1以降のTelltale Gamesは、“The Wolf Among Us”と“Tales from the Borderlands”を以てナラティブの品質的な頂点に達したものの、その後のプロジェクト拡大やタイトル/フランチャイズの増加、パブリッシング事業の始動を経て、徐々にそのクオリティを落としつつあり、前述した技術面での遅れも重なる低迷が続く状況となっていました。
2018年には、クレメンタインの物語に終止符を打つ“The Walking Dead”の最終シーズンや傑作“The Wolf Among Us”の新シーズンが控えており、Telltale Gamesが今回の再編を経て、無事最盛期の輝きを取り戻すことができるか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。
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