先だって開催された“Xbox E3 2018 Briefing”にて、テリー・クルーズを大きくフィーチャーしたE3ゲームプレイトレーラーがお披露目され、なぜかカンファレンスを終えた翌日にXbox公式Twitterがひっそりと2019年2月22日発売決定をアナウンスした人気シリーズ最新作「Crackdown 3」ですが、その後Xboxが発売日決定の発言を削除し、紆余曲折が続く本作の進捗に陰りが差す状況となっています。
また、元々本作の開発を主導していたはずの(初代GTAとCrackdownシリーズ、APBの父として知られる)Dave Jones氏と同氏が設立したスタジオReagent GamesとCloudgineの続報が2015年8月以来途絶えている状況に加え、今年1月にCloudgineがEpicによって買収され、当のDave Jones氏がEpicのクラウドとEsport部門のディレクターとなった経緯と“Crackdown 3”マルチプレイヤーの現状に注目が集まるなか、Microsoft StudiosのボスMatt Booty氏がPolygonの確認に応じ、ようやくDave Jones氏とCloudgineが現行の“Crackdown 3”開発に関与していないことが明らかになりました。
Matt Booty氏は、大規模な破壊を擁するマルチプレイヤーモードが今も“Crackdown 3”の一部であることを明言した上で、まだマルチプレイヤーに関する詳細は提示していないと説明。今後さらなる詳細を明らかにすると伝えています。(※ これまでMicrosoftは、Sumo Digitalが開発を手掛けるシングルプレイヤー/Co-opキャンペーンの情報のみ提示している近年の動向について、マルチプレイヤーのお披露目を既に終えたことから、今はシングルプレイヤーとCo-opを提示する番だったと説明していた)
また、氏は“Crackdown 3”が(Azureを用いた)Cloudgineのクラウド技術を使用するか、詳細については明言を避けており、本作の開発にあたってMicrosoftが優れた技術を得るための大規模なインフラストラクチャーにアクセスしたとだけ説明しています。
さらにMatt Booty氏は、Dave Jones氏が設立したダンディーのデベロッパReagent Gamesについても、現在の“Crackdown 3”開発に関与していない旨を伝え、本作の主要なデベロッパがSumo Digitalであることを強調。Reagent Gamesについては、昨年1月まで“Crackdown 3”の開発者募集を進めていたものの、公式Twitterは1年以上発言がなく、公式サイトも消失するなど、創設者であるDave Jones氏が去ったスタジオの動向に注目が集まる状況となっていました。
Reagent Games are looking for a skilled games software engineer to work with us on Crackdown 3 !! https://t.co/yRExTTGYl9 #gamejobs
— Reagent Games (@OfficialReagent) 2017年1月10日
E3 2018トレーラーのお披露目に伴い、Elbow Rocketと呼ばれるスタジオの参加が判明している“Crackdown 3”ですが、2015年に提示されたマルチプレイヤー向けの圧倒的な破壊表現が現在どうなっているのか、発売日が削除された背景やElbow Rocketの出自を含め、難航する期待作の動向に改めて注目が集まるところです。
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