サービスベースの「Fallout 76」はBethesda Game Studiosの将来を指し示す作品ではない、Todd Howard氏が言及

2018年7月7日 13:52 by katakori
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「Fallout 76」

6月27日から29日掛けて、バルセロナで開催されたGamelab 2018経由で多数の新情報が報じられている「Fallout 76」ですが、新たにTodd Howard氏がGamelab会場でGamesindustryのインタビューに応じ、サービスベースの運用とPvP要素を備えた本格的なオンラインタイトルとなる「Fallout 76」がBethesda Game Studiosの将来を指し示す作品ではないと明言し話題となっています。

近年しばしば議論となる“シングルプレイヤーゲームの死”に加え、“Fallout 76”の登場がこれからの未来とビデオゲームの死を表すと懸念する一部の声に言及したTodd Howard氏は、こういった見解が毎回間違っていることはこれまでの歴史から明白であり、我々はこれを恐れるべきではないと強調。

彼らはときおり、Bethesdaが企業として過去に多種多様な取り組みを進めてきた経緯を忘れてしまうようだと語ったTodd Howard氏は、The Elder Scrolls OnlineやFallout Shelter、The Elder Scrolls: Legends、来るThe Elder Scrolls: Bladesといったスピンオフを挙げ、そもそもBethesdaは様々なアイデアを試みることを好むと説明。古くからマルチプレイヤーのアイデアが存在し、これに取り組みたかったと“Fallout 76”誕生の経緯を明かし、“Fallout 76”がスピンオフ的な取り組みの1つであることを示唆すると共に、これがシングルプレイヤー経験の死に向かうものではないことを改めて強調しています。

余談ながら、先日Gamelab会場でVentureBeatとEurogamerのインタビューに応じたTodd Howard氏は、「The Elder Scrolls VI」と「Starfield」をE3でお披露目した理由として、今年は(前述の通り)従来の伝統的な作品とは大きく異なる“Fallout 76”や“The Elder Scrolls: Blades”のお披露目を行ったことから、従来通りの新作である2つの大作を紹介したと伝えていました。(参考:過去記事

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