E3での衝撃的なお披露目を経て、E3 2018 トレーラーツアーの情報公開が続いている「サイバーパンク2077」ですが、次の大きな続報に期待が掛かるなか、CD Projekt RedのCEO Adam Kiciński氏がポーランドのParkiet紙のインタビューに応じ、“サイバーパンク2077”の進捗や“The Witcher”シリーズの今後に言及し話題となっています。
さらに、オリジナルのTRPG“Cyberpunk 2020”を生んだマイク・ポンスミス氏がPCGamesNとIGNのインタビューに応じ、CD Projekt Redの“Cyberpunk 2020”のビデオゲーム化に対するアプローチや“サイバーパンク2077”の開発について興味深い見解を提示しています。
■ Parkiet紙のAdam Kiciński氏インタビュー
- “サイバーパンク2077”の開発状況について:現在はプロダクション段階にあり、350人規模の開発チームがこれに取り組んでいる。本作の開発はスタジオ史上最大規模で、スケジュール通りに進行しているものの、目標を非常に高く掲げていることから、この先もまだ多くの仕事が残されている。E3でのプレゼンテーションに対する期待値も高く、CD Projekt Redは“サイバーパンク2077”の品質に満足しているとのこと。
- “サイバーパンク2077”の新たな情報開示スケジュールについて:プロモーションの具体的なスケジュールを提示することはできないが、“サイバーパンク2077”については長期的なプロモーション戦略を十分に練っており、E3 2018でのお披露目は長い物語の始まりに過ぎない。
- “サイバーパンク2077”の発売時期について:CD Projekt Red内部に明確な発売スケジュール目標が存在するものの、ファンの期待を裏切らないためにも、十分な準備ができるまで具体的な情報は提示できない。
- “The Witcher”シリーズについて:“The Witcher”シリーズは当初から三部作として定義されていることから、次回作を“The Witcher 4”と名付けることはできない。ただし、これはCD Projekt Redが12年以上に渡って取り組んだだけでなく、世界中のプレイヤーが愛し、新作を求める“The Witcher”の世界から去ることを意味しないと説明。“The Witcher”はスタジオが将来にわたって取り組む2つのフランチャイズの1つだと明言し、あいにくさらなる詳細を明かすことはできないと伝えています。
■ マイク・ポンスミスのインタビュー情報
- マイク・ポンスミスは、これまで“Cyberpunk 2020”の名前を使いたい、もしくはこれをベースに新しいものを作りたいビデオゲーム産業の人々に直面してきたと語り、CD Projekt Redについては、最初から“Cyberpunk 2020”そのもののファンだったことが他と明確に異なっていたと説明。ポンスミス氏達を魅了したのは、何よりCD Projekt Redが“Cyberpunk 2020”の組織や出来事、キャラクターについて深い理解と愛を示したことだったと伝えている。
- CD Projekt Redが“Cyberpunk 2020”の権利を得たもう1つの要因について語った氏は、CD Projekt Redが非常に綿密かつ、それを計画として実行する力に秀でていたことを挙げている。
- CD Projekt Redはオリジナルの“Cyberpunk 2020”を熟知していながらも、年に2~3回はポンスミス氏がスタジオを訪れ、計画を支援するだけでなく、CD Projekt Redの開発者の多くがポンスミス氏の下を訪れ、様々なディテールについて語りあったとのこと。
- ポンスミス氏は、“サイバーパンク2077”が自ら思い描いていたゲームに驚くほど近いと語り、ゲームを見るたびに“なんてことだ、まったくもって完璧だ”と感じることを挙げ、これを完成させるには十分な時間が必要になると伝えている。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。