野心的なファンタジー入植地建設運用ストラテジー「King under the Mountain」のKickstarterキャンペーンが再スタート、早くも初期ゴールをクリア

2018年7月23日 12:06 by katakori
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「King under the Mountain」

イギリスのRocket Jump Technologyが開発を手掛けるファンタジー系の新作ストラテジーとしてアナウンスされ、昨年3月末にKickstarterキャンペーンが実施されたものの、初動に失敗したことから、キャンペーンの再始動を予告した上でファンディングをキャンセルしていた野心作「King under the Mountain」ですが、今月18日に待望のKickstarterキャンペーンを再開し、開始から僅か4日で1万英ポンドの初期ゴールをクリアしました。

傑作シムDwarf Fortressや初期のThe Settlers、初代Dungeon Keeperといったクラシックに加え、Prison ArchitectやRimworldといった近年のインディー作品にインスパイアされた“King under the Mountain”は、住民や動植物を含むゲーム世界の柔軟かつディープなシミュレーションを備えたファンタジー世界の入植地建設と運用、勢力拡大に焦点を当てたPC/Mac/Linux向けのサンドボックスストラテジーゲームで、開拓者グループを率いるプレイヤーは新しい入植地を建設し、工事の計画、部屋や建造物のデザイン等を通じて、急成長する社会の幸福を維持する様々な取り組みを進めます。

膨大な要素を持つ“King under the Mountain”は、昼夜の変化や日光と降雨量に基づき成長する樹木や植物、季節によって変化する動植物、それぞれが異なる社会的・物理的な欲求を持つ住民達、他の勢力や種族との衝突、MOD対応、ターンベースの戦闘を用意したダンジョン探索モードなど、多種多様な要素が有機的に影響しあう自由度の高い柔軟なシミュレーションシステムを特色としており、新ビルドのプレイアブルデモ(プリアルファ)がitch.ioにて入手可能となっています。

“King under the Mountain”のKickstarterトレーラー

既に初期ゴールをクリアした“King under the Mountain”は、今後生産システムの拡張やプレイヤーの選択/決定に基づく危機管理コンテンツ、入植者の感情と狂気、ダンジョン固有の動植物と生態系、トレードとキャラバン、他のプレイヤー作成したマップやランダム生成ダンジョン等に派遣可能なオフマップ探索といった要素の実装を予定しているほか、ストレッチゴールとして3万5,000英ポンドで孤独な魔法使い、5万英ポンドでネクロマンサーの導入を予定しています。

また、今後の詳細なロードマップも公開され、2019年2月に後援者向けのアルファ1(Itch.io/Humble Bundle)をリリースし、毎月か隔月のアップデートを継続するほか、2020年末にSteam Early Access版のローンチ、その後の製品版1.0、さらに有料DLCを視野にいれたバージョン2.0以降の計画も進められており、見事初期ゴールを達成した野心作の今後に期待が掛かる状況となっています。

■ “King under the Mountain”の概要

  • シミュレートされたファンタジー世界:様々な要素が連結する息づくようなゲーム世界を特色とする。昼夜の変化や日光と降雨量に基づき成長する樹木や植物、地域の環境によって変化する現地の動植物、住民達の幸福度等を特色とする。
  • プロシージャル生成:2つのマップが常に同じものとならないよう、全てのマップは広範囲な数値を擁するシードに基づきランダムに生成される。
  • 平和的な拡張:武力抗争をもたらす他の勢力を完全に廃した平和的な拡張とゲームプレイも可能。
  • 多彩なプレイ方法:採鉱や農業、生産、商品売買等に特化した入植地の運用をはじめ、山を奥深く掘り進めたドワーフの要塞や、他の種族を襲撃するオークの一団、ゴーレムと共に秘密のねぐらを守る孤独な魔法使い、死者の軍団を召集する邪悪なネクロマンサー、巨大な洞窟に宝を貯め込んだドラゴンなど、勢力や種族で全く異なるプレイスタイルを導入。
  • 経済とクラフトシステム:初期“The Settlers”にインスパイアされた基礎となる資源から有用な素材やアイテムを生成する経済/クラフトシステムを特色とする。例)鋼を生産する場合、採掘後に焼いて洗った鉄鉱石を、採掘した石炭から生成したコークスを用いて製銑し、海綿鉄を作成。その後鉄床上で錬鉄に海綿鉄を加え、るつぼや石灰等を用いて熱を加えることで鋼を作成する。
  • プレイヤードリブンなコンテンツと非同期マルチプレイヤー:プレイヤーが作成した入植地は別のプレイヤーが訪問可能なエリアとしてアップロード可能。プレイヤーはチャンピオンのパーティを作成し、他のプレイヤーが作成した入植地の探索やターンベースの戦闘を通じてレアな資源を含むリワードが得られる。なお、入植地をアップロードしたプレイヤーが、この襲撃によって資源やアイテムを失うことはない。
  • MOD対応を視野に入れたエンジン:本作の重要なデザインゴールとしてオープンなMOD対応が挙げられている。ゲームに登場する全ての要素が修正・置き換え可能とのこと。(※ デモ版も既にJSONとPNGファイルであれこれ変更可能)
  • インスパイアされた作品について:全体に渡って影響を与えた“Dwarf Fortress”を筆頭に、初代“The Settlers”と続編“The Settlers II”の平和なアリ飼育感、ヴィランとしてプレイする“Dungeon Keeper”の楽しさ、クラシックなジャンルに適合する“Prison Architect”と“Rimworld”のビジュアルスタイル、“牧場物語”と“Stardew Valley”の平和さと農業、“Ultima Online”の自由度、“Sid Meier’s Colonization”の入植地運用、オリジナルとリブートを含む“X-Com”のターンベース戦闘、“Blood Bowl”のZoCと移動システムといった要素に影響を受けたとのこと。

■ “King under the Mountain”初期アルファ以降のロードマップについて

  • 初期アルファリリース(アルファ1のリリース以降、毎月または隔月で多数のコンテンツとバグ修正が導入される):醸造所と酒場、天候の拡張、農業システムの拡張、屋根の建築、釣り、MODサポート、ゲーム開始時の人口や資源等のカスタマイズを可能にするマップ機能、自動化やトラップを導入する基礎メカニクス、プレイヤーのアカウントWebサイト、取引とキャラバン、非プレイアブルなエルフの森、野生動物と狩り、戦闘と軍事要素、襲撃が生じない平和なプレイモード、洞窟のモンスター、地下の裂け目、地下の川と水源、溶岩とマグマ、金属の溶解と合金システム、装飾品と特別な宝石、モンスターから得られるクラフト素材、住民の生殖と赤ん坊を含む人口増加システム、UIの再設計、効果音等。
  • Steam Early Access版:MODの容易な共有と導入を可能にする中央リポジトリ、歴史の記録と彫刻、ルーンクラフトの仕事、貴族とその需要、高度な機械と罠システム、他の種族と文明、対立する勢力による侵入、囚人の捕獲、法律と正義、食べ物の腐敗システム、家畜の飼育。
  • 後期アルファリリース:プレイアブルなオーク勢力、プレイアブルな人間勢力、エンドゲームコンテンツとプログレッション、貴族のプログレッション、吟遊詩人と演奏家、“Shadow of Mordor”にインスパイアされたネメシス(仇敵)システム、住人の家族と友人および対立システム、会話と思考を視覚化する吹き出し、氏族と政治、カルト集団、錬金術とポーション、魔法システム、悪魔による侵略、伝説級の武器とアイテム、インゲームの本と知識、魔法クラフト、神話の動物、ギルドマスターと詳細なジョブシステム、幽霊と精霊、熊と馬騎兵など。
  • ベータリリース:非同期マルチプレイヤー用アドベンチャー、ターンベースの戦闘システム、侵略によって失った入植地を取り戻すアドベンチャー要素、New Game+機能、敵勢力の入植地強奪、ゼロプレイヤーシミュレーション機能。
  • 製品版バージョン1:冒険者のレーティング、フレンド機能など。
  • バージョン2.0以降:新種族や勢力を視野に入れた大規模なDLC拡張(Kickstarter/アルファ後援者は無料)、プレイできる孤独な魔法使い、プレイアブルなネクロマンサー、プレイアブルなドラゴンなど。
  • その他:3Dマップ用のZレベル、スピンオフや続編を視野に入れた直接的なマルチプレイヤー機能。
「King under the Mountain」
古典と現代のファンタジー文学にインスパイアされた本作の世界
「King under the Mountain」
本作のプレイアブルなドワーフたち
「King under the Mountain」
今後人間としてのプレイも可能となる
「King under the Mountain」
後期アルファでプレイアブルとなるオーク達
「King under the Mountain」
ドワーフの精製所を虎視眈々と狙う若いドラゴン

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