昨晩、待望のお披露目を果たし、id史上最強の主人公となるドゥームスレイヤーの強烈なゲームプレイ映像が登場した人気シリーズ最新作「DOOM Eternal」ですが、キーノートを終えた“QuakeCon 2018”会場では、Marty Stratton氏やTiago Sousa氏といったidの主要な開発者が様々な質問に答えるラウンドテーブルが実施され、キャンペーンの拡張に注力するローンチ後のDLC展開やSnapMapの廃止、内部チームの開発による対戦マルチプレイヤーの存在、最新エンジンidTech 7の改善など、幾つかの興味深いディテールが報じられています。
- キャンペーンDLCによる拡張と“SnapMap”の廃止:現段階で“DOOM Eternal”にレベルエディタ“SnapMap”を導入する計画は存在しない。これに代わり、idは(前作の新生“DOOM”における唯一の失敗とも言えるマルチプレイヤー拡張ではなく)多くのプレイヤー達が切に望んだキャンペーンDLCの開発に力を注ぐ。
- Marty Stratton氏は、前作の“SnapMap”が非常にクールでidもこれを愛していたものの、プレイヤー達の渇望を刺激することはなかったと説明している。
- リプレイ性の強化:新要素である侵入システム(プレイヤーがデーモンとなり、別のプレイヤーのキャンペーンに乱入するオンライン要素)やキャンペーンDLCによる拡張によって、キャンペーンのリプレイ性をさらに向上させる。
- idTech 7の改善について:最新の内製エンジンであるidTech 7の採用によって、前作の10倍を超えるジオメトリの描画が可能となった。これに伴い、デーモンの激しい破壊描写やより精細なテクスチャの利用が可能となっている。今のところ、idTech 7の技術的な詳細は不明ながら、新エンジン開発の始動時には並列処理の大幅な強化が報じられていた。
- idのリードレンダラプログラマTiago Sousa氏によると、今回お披露目された映像は60fpsで動作する実際のゲームプレイを直接キャプチャーしたものとのこと。
- キャンペーンにおける探索の報酬として追加のライフが導入される。これを取得しておくと、死亡後チェックポイントに戻らず、短時間無敵の状態で復活しプレイが継続可能となる。
- MOD対応について:未確定ながら、ローンチ後にMODサポートを導入する計画が存在し、技術的な改訂が進められている。一先ずローンチ時に実装されることはないとのこと。
- マルチプレイヤーについて:新要素である侵入システムとは別に、従来の対戦マルチプレイヤーも導入される予定。ただし、今回は前作のマルチプレイヤーパートを担当したCertain Affinityではなく、idの内部チームが開発を担当しており、既に高度に拡張されたDOOMの精神を十分に備えるPvPコンポーネントが出来上がっている。
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