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先日、4枚の新スクリーンショットが公開された期待作「サイバーパンク2077」ですが、昨日CD Projekt Redが4枚のコンセプトアートを公開。ここから、新たなARGの始動が確認され、大きな話題となっています。

本日お届けするのは #サイバーパンク2077 最新コンセプトアート！ pic.twitter.com/HeyiHOikPP

— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) 2018年8月22日

「サイバーパンク2077」の新たなARGが始動

今年6月のお披露目時に軽めのARGが用意されていた「サイバーパンク2077」ですが、今回ご紹介した2枚目のコンセプトアートに短縮URLの存在が発見され、これを起点に幾つかのファイルや暗号、メッセージが見つかる事態となっています。

これが件のコンセプトアートに記載された短縮URLのイメージで、ここに記された“bit.ly/2kxfbfb”を確認すると、1枚のBMPファイルが表示されます。（※ 転送先のURLは“https://cdn-l-mkt.cdprojektred.com/other/first_11cg89ul0w.bmp”、ファイル名から最初のイメージであることが分かる）

この画像に記された「M0r3 7h4n m3375 7h3 3y3. 4.」は、文字列を見ると何らかのメッセージだと思われ、同一の数字が幾つか存在することから、3の位置と数、既存のアルファベットを見比べると、“3＝e”であると推測できます。

置きかえた「M0re 7h4n mee75 7he eye. 4.」を見れば、恐らくこのメッセージは「More than meets the eye.」であり、“0＝o”、“7＝t”、“4＝a”と考えられますが、今のところこのメッセージが指す意味は、最後の“4.”を含め詳細は不明です。（今後の何かに使用されるのかもしれません。bmpファイルの奇妙なファイル名“first_11cg89ul0w”も同様の仕組みか）

一方、このbmpファイルをテキストエディタやバイナリエディタで確認すると、末尾に暗号が仕込まれていることが分かります。

Cesar said: oaawz://jku-s-tra.jkwyvqlraylk.jvt/pthnl/zljvuk.qwn

ここには、ご丁寧にカエサル暗号であることが明記されているほか、文字列の並びがURLであることを指していることから、文字列の先頭がhttpsとなるよう7文字分シフトさせます。

できあがったcdnのURL「https://cdn-l-mkt.cdprojektred.com/image/second.jpg」を確認すると、新しいメッセージを記載した2枚目（second）のjpg画像が表示されました。

ここには、「C:\>Can’t talk. They’re watching. Need my TT insurance renewed ASAP. Use the provided ID. Counting on you.」（話せない、奴らが見ている。俺のTT Insuranceを早急に更新する必要がある。提供されたIDを使用してくれ。まかせたぞ。）と記されています。どうやら1枚目のようなバイナリ系の暗号は仕込まれていない模様。（xml情報は未確認）

このメッセージに記されたTT Insuranceと保険（Insurance）の存在は、ご存じトラウマ・チーム（参考：過去記事）を指すものと思われますが、海外コミュニティではこれを足がかりにトラウマ・チームの公式サイトが発見されており、ユーザーのコンサルタントを務める“David”との更新記録が浮上。7日後にまた何らかの展開があるのではないかと見られています。

という事で、突如始動した“Cyberpunk 2077”のARGプロモーションですが、どうやらまだ新しい展開が控えている様子で、幾つか残っている謎を含め、今後の解析に大きな注目が集まるところです。