先ほど放送が終了した“X018”イベント最後のサプライズとして、予てから噂が浮上していた「Obsidian Entertainment」と「inXile Entertainment」の買収が正式にアナウンスされ、似た出自を持つRPG開発のエキスパートとして知られる2つの歴史ある名門スタジオがMicrosoft傘下となったことが明らかになりました。
今のところ、今回の買収に絡む現行開発タイトル(※ Tim Cain氏とLeonard Boyarsky氏の新作やWasteland 3)への影響等に関する詳細は不明ながら、Microsoftの発表によると、両スタジオは今度も自主的な運営と取り組みを継続する一方で、Microsoft Studiosの一部として、新たなRPGプロジェクトの野心を実現するためのサポートと自由が与えられるとのこと。
2003年にBlack Isle Studiosの中心人物達が設立した“Obsidian Entertainment”は、Star Wars Knights of the Old Republic II: The Sith LordsやFallout: New Vegas、South Park: The Stick of Truth、Pillars of Eternityといった数々の傑作RPGで知られ、現在は人気シリーズ最新作“Pillars of Eternity II: Deadfire”の運用と拡張に加え、Take-Twoが新設した“Private Division”の新作となるLeonard Boyarsky氏とTim Cain氏のプロジェクトに取り組んでいることが知られていました。(※ 前述の2人はオリジナルのFalloutやArcanum: Of Steamworks and Magick ObscuraやVampire: The Masquerade – Bloodlinesを生んだベテランコンビかつTroika Gamesの創設者でもあり、特にLeonard Boyarsky氏はVault Boyの父として知られ、Blizzard時代には拡張を含む“Diablo III”のリードワールドデザイナーを務めた)
一方のinXile Entertainmentは、ビデオゲーム産業における重鎮中の重鎮Brian Fargo氏(Interplayの創設者でFalloutとWastelandの父として知られ、Black Isleの設立に加え、Baldur’s GateやIcewind Dale、Blizzard Entertainment、The Bard’s Tale等の誕生に深く関わった)が2002年に設立したスタジオで、Wasteland 2やTorment: Tides of Numenera、The Bard’s Tale IV: Barrows DeepといったハードコアなRPGを手掛け、現在は人気シリーズ最新作“Wasteland 3”の開発に取り組んでいます。
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