旧Falloutのクリエイターが開発を手掛ける期待作「The Outer Worlds」の舞台となるHalcyon星系やユニバースの歴史に関するディテールが解禁

2019年2月20日 0:06 by katakori
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「The Outer Worlds」

先日、敵を縮める科学兵器や武器カテゴリの興味深いディテールをご紹介したObsidianの期待作「The Outer Worlds」ですが、新たにGame Informerが特集の一環として本作のユニバースや歴史、舞台となる“Halcyon”星系のロケーションに関する情報を公開し、幾つかの興味深いディテールが明らかになりました。

■ “The Outer Worlds”のユニバースと歴史について

  • “The Outer Worlds”の世界は、ある時点で分岐した人類の架空の未来で、アインシュタインが活躍した時代が分岐点となっている。“The Outer Worlds”の世界線において第一次世界大戦は存在したが、実際の歴史とは原因が異なり、どうやら第二次世界大戦は起きなかった。
  • “The Outer Worlds”と現実の歴史において大きく異なる点は、財力の著しい重要性に基づく企業の支配と階級的差別主義の蔓延にある。
  • トラストが独占禁止法によって制限されず、幾つかの企業と銀行、億万長者が途方もない力を持った架空の現代が数百年の未来まで継続したような世界が“The Outer Worlds”の舞台となる。
  • この世界における宇宙進出は、Sci-Fi作品特有の勇敢や探検家や外交官によるものではなく、資本主義的な進出であり、銀河を超えて人類が居住可能な惑星はアメリカの西部開拓時代のように点在している。
  • “The Outer Worlds”の世界は、速度を非連続的に変化させる技術が発見され、これにより光の速さを超えることが可能となった。
  • “The Outer Worlds”の第1弾タイトルは“Halcyon”と呼ばれる星系が舞台となる。この星系は10の企業が共同で出資し購入したもの。
  • Obsidianは本作の開発に当たってHalcyon星系以外の植民値惑星のリストを作成済み。これらの惑星はそれぞれに固有の名前と主要な製品を持っている。本作の世界には独自の資本でコロニーを購入した巨大な企業や政府が存在している。
  • また、“The Outer Worlds”のユニバースには宇宙のビル・ゲイツ的な非常に裕福な著名人が一人存在する。彼はあるコロニーを一人で買い占め、これを封鎖した。この場所には100年ものあいだ誰も立ち入っていない。

■ “The Outer Worlds”の舞台となる“Halcyon”星系について

  • “The Outer Worlds”の第1弾タイトルは“Halcyon”と呼ばれる星系を舞台としており、この星系は10の企業が共同で出資し購入したもの。彼らはHalcyon星系を企業にとって(全ての住民の生命を企業が管理可能な)理想のユートピアにするつもりだったが、“Halcyon”に向かった2番目のコロニー船“The Hope”がジャンプに失敗し、予定よりも早くジャンプを終えたことから目的地への到着に多くの年月が必要だった。なお、本作の主人公は“The Hope”に搭乗していた数千人の入植者のうちの1人。
  • こういった背景から“Halcyon”星系は取締役会が望んだ発展を遂げておらず、The Hopeの前に到着した最初のコロニー船の入植者グループが2つの惑星にテラフォーミングを行った。
  • 1つ目の星は“Olympus”と呼ばれる巨大なガス惑星の月“Terra 1”。Terra 1に対するテラフォーミングは適切に作用せず、惑星の動物たちが人間に対して凄まじい脅威となる変化を遂げた。後にTerra 1は“Monarch”という名に改められ、居住には危険ながら、企業に反対するグループや個人の多くが“Monarch”に身を置いている。
  • “Monarch”には、プレイアブルな大型のオープン環境が存在し、3~4つの小さな町が存在する。
  • “Halcyon”星系において居住に適した快適な惑星は“Terra 2”と呼ばれている。多くの住人が企業の従業員で、会社員としての役割を受け入れているが、徐々に社会の秩序が失われつつあり、社会が平和な体面を取り繕う一方で、町の外には会社員としての生活を放棄した暴漢がうろついている。
  • Terra 2には、本作の映像にも搭乗した町RosewayやEdgewaterと呼ばれる穏やかな町、さらに富裕層が暮らすByzantiumと呼ばれる閉鎖/排他的な都市が存在する。
  • The Outer Worldsの舞台となる主要なオープン環境は、“Monarch”と“Terra 2”の2つだが、他にも幾つかの小規模なロケーションが登場する。なお、以下の全てがプレイアブルな環境として登場するわけではない。
    • The Groundbreaker:Halcyonに到着した1つ目のコロニー船で、Terra 2のラグランジュ・ポイントに停泊している。“Groundbreaker”は章を通じて行き来することから、ゲームの主要な拠点として機能する。また、植民値間を移動する貨物船の中継点としても機能しており、違法な活動で生計を立てる数人の居住者が存在している。
    • Scylla:幾つかの研究所と送信基地が存在する小惑星。町はなく、廃棄された多くの物資が残されている。
    • Tartarus:“United Defense Logistics”が運用する危険な刑務所惑星。なお、トレーラーにも登場するSpacer’s Choice社はUDLの完全子会社。Tartarusの主要なビジネスについては知られていないが、主要な輸出品の1つはマヨネーズのようなソース“Tartarus Sauce”で、僅かな毒素が含まれている。
    • Typhon:The Hopeがジャンプから脱した直後に一時停泊した氷の惑星。
    • Eridanos:資源として採掘が進められているガス惑星。
    • Hephaestus:太陽に近く、豊富な鉱物が埋蔵する小型の惑星。
  • “Halcyon”に暮らす多くの人々は、失業者を怪物のように捉え、所属する企業を地元のスポーツチームのように愛し、忠誠を誓っている。この企業に対する忠実さは、本作に部族的な組織の要素をもたらしている。
「The Outer Worlds」
「The Outer Worlds」
「The Outer Worlds」
参考:“The Outer Worlds”の日本語字幕入りアナウンストレーラー

The Outer WorldsはObsidian EntertainmentとPrivate Divisionがお届けする新しいシングルプレイヤーのSF RPGです。スペースコロニーを探索しながら、プレイヤーが作り上げていくキャラクターがストーリーの展開に影響を与えます。コロニーのために企業が用意した方程式の中で、プレイヤーは想定外の変数となり、物語を導いていくのです。

■ 主な特徴

  • プレイヤーが導くストーリーRPG:Obsidianのゲームらしく、The Outer Worldsの世界にどう挑むかはプレイヤー次第です。プレイヤーの選択は物語の展開を変化させるだけでなく、キャラクターの特性や仲間の物語、そしてエンディングにも影響します。
  • 欠点が生かせる世界:欠点はThe Outer Worldsで導入される新しい概念です。欠点があるからこそ、魅力的なヒーローとなるのです。The Outer Worldsではゲーム中にプレイヤーの体験がトラッキングされ、何が不得手なのかが記録されます。例えば、Raptidonの攻撃を避けるのが苦手だとしましょう。Raptidon恐怖症という欠点ができることで、この獰猛なクリーチャーと戦う時には不利になりますが、その代償にキャラクターのパークを追加で得ることができます。このような自由選択のアプローチにより、Halcyonを探索しながらプレイヤーが求めるキャラクターを育成していくことができます。
  • 仲間を率いる:地球から最も離れたコロニーを旅する途中、あなたのクルーとなることを希望する多くのキャラクターに出会うでしょう。仲間はそれぞれユニークなアビリティを持つと同時に、自らの使命や動機、理想なども持っています。彼らの目的の達成に協力するか、自分の目的のために利用するかはプレイヤー次第です。
  • 企業のコロニーを探索:Halcyonは銀河の外縁に位置するコロニーで、ある企業の重役たちによって支配されています。コロニーのあらゆるものが彼らによって支配されています……でも、コロニーの2つの惑星のテラフォーミングが計画通りに行かなかったために残されたモンスターにまでには、その力も及びません。宇宙船を手に入れてクルーを集め、集落や宇宙ステーションなど、Halcyonに存在する興味深いロケーションを探索していきましょう。
情報元及びイメージ:Game Informer

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