先日、PC版の発売日が3月12日に決定した(Xbox OneとPS4、Nintendo Switch版の発売は4月17日)独btfの新作Sci-Fiアドベンチャー「Trüberbrook」ですが、新たにパブリッシャを務めるHeadup Gamesが、舞台となるドイツの小さな村“トルバーポーク”で起こる奇妙な出来事を描いたローンチトレーラーを公開しました。
ドイツの著名な映像プロダクションbtfが開発を手掛ける“Truberbrook”(PS4/Xbox One/Nintendo Switch/PC/Mac/Linux)は、冷戦下の1960年代ドイツが舞台となるポイント&クリック型のSci-Fiアドベンチャーで、主人公であるアメリカ人物理学者タンフーザーが、一見のどかに見える田舎町に隠されたSci-Fi的ミステリーを追う物語を描くほか、入念に作り込まれたロケーションのミニチュアモデルをフォトグラメトリーで3D化し、CGキャラクターとポストエフェクトを重ねる独創的な手法とビジュアルを特色としています。
■ 1960年代ドイツが舞台のサイエンス・フィクション
»トルバーポーク«はミステリーとサイエンス・フィクションの要素がふんだんに散りばめられたスリリングなアドベンチャーゲーム。1960年代のパラレルワールドで冒険尽くしの休暇を楽しもう!手描きの背景が美しいSFミステリー冒険ゲームです。
時は60年代後半、あなたは休暇でヨーロッパを訪れる。あなたは若きアメリカ人科学者 ハンス・タンフーザー。そう、それがこの世界でのあなたの名前です。舞台は冷戦中のドイツ。田舎の辺鄙な場所にあり、山々に囲まれて緑が生い茂る村 トルバーポーク。そこがあなたが呼び寄せられる場所です。なぜそんな場所かは気にしない、宝くじで当たったんだから!少なくとも、建前はそういう事に。でも怖がることなかれ、ゆっくり休む代わりに世界を救うヒーローになれるかも…■ 特徴
- サスペンスにミステリー!スリル満点!シングルプレイで楽しめるSFミステリー冒険ゲームです。ぜひお楽しみください!
- 見知らぬ土地にたどり着いたアメリカ人の学生 タンフーザーと冒険へ繰り出そう!
- 舞台は1960年代 冷戦中のドイツにある田舎村
- ツイン・ピークスやX-ファイル、ストレンジャー・シングス、スタートレックにインスパイアされた作品
- 愛や友情、忠誠、新しい自分の発見や恐竜など、普遍的なテーマに夢中になる!
- ミニチュアのような手描きの景色!
- 英語とドイツ語の音声に完全対応!
- 雰囲気のあるムーディなサウンドトラック
- 最大10時間、ゲームプレイが楽しめる!
■ キックスターター
トルバーポークは2017年12月、クラウドファンディングのキックスターターきて、30時間足らずで目標額に達成。5078人もの素晴らしい支援者のおかげで、新機能を備えてパワーアップしました!
■ ストーリー
1967年、世界は冷戦とベトナム戦争の真っ只中。ロシアとアメリカは月への着陸を競い合う中、時を同じくしてヨーロッパでは、パリからベルリンまで、学生達がデモを繰り広げていました。世界中が混乱を来たし、ドイツの人目につかない場所で秘密裏に行われていた出来事に気づいた人はほとんどいません。そんな中、20代後半のアメリカ人学生、ハンス・タンフーザーにあるサプライズが。ドイツにある小さな村 トルバーポークへの旅行が当たったのです。トルバー…?聞いたこともなければ、宝くじを買った覚えもない…量子物理学博士になるための勉強から離れられる事が嬉しくて、ハンスは好奇心が溢れるままにドイツのトルバーポークへ向かいます。
しかし到着して間もなく、予期せぬ事件が起こります。ゲストハウス・ウォルドースラストの彼の部屋に謎の男が突然押し入り、物理学に関するレポートを盗んだのです。誰がそんな事を?そしてその理由は?
次第に、ハンスは様々な村人やスパのお客さんと顔見知りに。皆 それぞれ何かが変。トルバーポークに調査に来ていた若き人類学者 グレタ・レムクだけが普通に見えました。気づかぬうちに、グレタはハンスにとって生涯の冒険仲間になっていたのです!野心溢れる物理学者のハンスは、次第に自分がこの村に来た事は偶然ではないと気づき始めます。彼が来たのは…世界を救うためだった!
■ 登場人物
タンフーザーは人類学を学ぶグレタ・レムクとタッグを組み協力して物語を進めていきます。そして2人は謎の発明家 ラザラス・タフトと出会います。ハンス・タンフーザーは20代後半、物理学を学ぶアメリカ人学生で頭が切れる人物です。洞察力にすぐれ好奇心旺盛、そしてフレンドリーなこの愛すべき主人公と物語を進めましょう。
グレタ・レムクは熱血的な若者。可愛らしさの中に、旅の目的である古代の骨や造形物などの発掘を邪魔する人には冷酷になる一面も。熱血すぎるこの学生は、トルバーポークの村を囲む謎を解き明かすためにはるばるやって来たのです。
社会から孤立した発明家でありながり、ラザラス・タフトはカードの腕前で街の噂となります。そもそもトルバーポークにある古くて高価な屋敷を買った目的は何なのか…ラザラス・タフトとは何者なのか?
トルバーポークは変わった村人や旅行者、外から来た人で溢れる街です。例えばちょっとガサツだけど心優しい宿主トルードや、その娘の変わった小学生 レニ。2つの世界大戦を生き抜いた年配の男爵や、現代の陰謀の首謀者 レッシング、そして湖に住む伝説の怪物トルービ。その他たくさんのキャラクターが登場します。
■ 手描きの風景
ユニークなビジュアルはこのゲーム最大の特徴の1つです。風景は全て手描き。本物の手と指で描いた「ハンドメイド」な作品です。手描きは決して効率は良くありません。それでも私達は手描きが大好き!額に汗をかきながら描いた1つ1つを、是非お楽しみください。全てのディティールに及ぶまで、オリジナルで作りました。
写真測量、のちにレトポロジーの呼ばれるテクニックを使ってデジタル化されています。この方法によって非常に繊細なポリゴンモデルを生み出す事ができ、キャラクターと完璧にマッチくるのです。
制作にはかなりの労力がかかりましたが、とても楽しい時間でした!どうしたらこんなに細やかな部分まで描けるのか?小人の仕業か?全て人間の手でできるわけがない、そう思うでしょう。私達はできるのです!24時間、全ての形や色に全力を注ぎ、完成しました!
全てのシーンに様々な効果が施され、実際の光が適用されています。この手法を取り入れることで1日の中の時間の変化や天候をよりリアルに表現できるのです。極小の雪を1つ1つ描いていくことで、同じシーンの季節を真逆にしてしまうことも可能です。嘘じゃないですよ。
このような方法で、トルバーポークの世界を視覚的に表現する、秀逸で魔法のようなビジュアルを実現する事ができました。
■ ゲームプレイ
トルバーポークはストーリーが大切な冒険ゲームで、登場人物や語りが重要となる一方、物語を進めるために必要な謎解きの要素も満載。謎解きは必ず語りと紐づくようになっています。プレイヤーは第三者の視点、特に長距離の映像でジオラマ的に観察する事でタンフーザーを導きます。他のキャラクターと会話をしたり謎を解いたり、シーンの要素を使うことで物語がだんだんと開かれていきます。持ち物で解決できる謎や、人を説得したり不気味な心理学のテストを受けることで解決できる謎、その範囲は広く飽きる事がありません。
コンソール版では、視野を変更したり視界と進む方向を切り離して操作する事が可能な制御を取り入れました。PC版では矢印キーでのコントロールと、クリックおよびマウスによるコントロール、またはコントローラによる操作を選ぶ事ができます。
■ サウンドトラック
トルバーポークのサウンドトラックはゲーム内の雰囲気にマッチした仕上がりになっています。トム・ウェイツやアンジェロ・バダラメンティ、マーク・ラナガンなどからインスパイアされた音響です。サウンドトラックはセバスチャン・ネイゲルとアルブレヒト・シュレイダー監修のもと、完成しました。
■ ローカライゼーション
ゲームのコードと合うコンセプトを作るため、音声の適用には相当な労力を費やしました。主人公はドイツ人に囲まれたアメリカ人のため、声優陣の中から彼に一番会った声をあてたかったのです。英語音声では、主人公であるタンフーザーはネイティブのアメリカ英語を話し、トルバーポークの住民達は本物のドイツ語訛りで話します。
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