昨晩、初の本格的なお披露目を果たし、多数の新情報と実に楽しそうなゲームプレイ映像の数々が明らかになった人気シリーズ最新作「ボーダーランズ3」ですが、今回のイベントで報じられた大きな新要素の1つとして、高解像度キーアートの暗号からその存在が浮上していた“Sanctuary 2”……ではなく、なぜかナンバリングを1つ飛ばしたプレイヤーとクリムゾン・レイダースの新たな拠点となる宇宙船“サンクチュアリIII”の登場が明らかになりました。
という事で、今回は多数の新要素と馴染み深い面々が集う“サンクチュアリIII”のディテールをまとめてご紹介します。
余談ながら、サンクチュアリは前作“ボーダーランズ2”に登場した主人公達の拠点となる都市で、前述の暗号(キーアートの最下部に記された数列がA1Z26暗号で解読できる)には「我々はサンクチュアリ2について話さない」(We don’t speak of Sanctuary 2)と記されており、2つ目のサンクチュアリに一体何があったのか、それとも浮上したサンクチュアリが2に相当するのか、さらなる続報が待たれる状況となっていました。
Welcome home Vault Hunters to Sanctuary III. Watch your favorite streamers play #Borderlands3 live at https://t.co/7f5zHRvtq9 and https://t.co/qfFciTBktN. pic.twitter.com/qljt26n7G0
— Borderlands 3 (@Borderlands) 2019年5月1日
こちらは、“落とし物コーナー”として紹介された新設備で、Randy Pitchford氏は冒険中に取り逃したレジェンダリーやエピック品がここに届けられることから、もう2度と戦利品を失うことはないと説明していました。
今回のプレゼンテーションは、この機械が拾い忘れた装備品をはき出す様子を映していますが、その中にはコモン品(白)も含まれており、レアリティ等でフィルタリングできるか、さらなる詳細が待たれるところ。
いずれにしろ、本シリーズは膨大な量のLootに見舞われることから、うっかり拾い損なったLootを届けるサービスはかゆいところに手が届く非常に嬉しい機能だと言えそうです。
このエリアは、新たに導入されるプレイヤー専用の部屋で、キャラクター/クラス毎にデザインが異なるほか、プレイヤーが内装を自由にカスタマイズできるとのこと。
壁に武器や装備品(クラス/シールド/グレネードMOD)が飾れるほか、部屋の奥には倉庫も確認できます。
船内にはSHiFTコードを通じて得られる“金の鍵”で開封可能な“金の箱”も設置されています。来る“ボーダーランズ3”は、従来のSHiFTコードだけでなく、公式サイトからアクセス可能なヴォルト・インサイダー・プログラムからも様々な報酬が得られますので、早めに登録を済ませておきましょう。
シリーズの語り部である武器商人マーカスの店舗が船内に存在します。両脇には弾薬と武器の自動販売機が設置済み。なお、最新作の弾薬販売機は不足分の弾薬を一括で購入できるよう改善されました。(従来通り弾薬カテゴリ毎の個別購入も可能)
なお、店舗の裏には前作と同じく銃の試し撃ちができる射撃場が用意されているとのこと。
また、クレイジー・アールがイリジウムで販売していた前作とは異なり、最新作はマーカスがSDU(※ Storage Deck Upgrade:武器カテゴリ別の所持可能な弾薬やインベントリ、倉庫のサイズを拡張するデバイス)の販売を行っており、今回はどうやらゴールドで購入可能となるようです。
SDUの種類は従来と同じ武器カテゴリ6種(ピストル/ショットガン/サブマシンガン/アサルトライフル/スナイパーライフル/ランチャー)とグレネード、バックパック、倉庫の3種に加え、ストレージ系と思しき新種のSDUが1つ追加されています。また、SDUがあと2つ置けそうな売り場のスペースも気になるところ。
シリーズを象徴する登場人物の一人“モクシー”のバーももちろん登場。バーでは前作同様チップが払えるほか、新しいデザインのスロットマシーンが4台確認できます。
ボーダーランズ2とプリシークエルのバーには、同じスロットが2台設置されていましたが、今回はどうやら4種の異なるスロットが用意されている様子。
■ 映像に登場した4種のスロットマシーン
- Loot Boxer:上部にバンディットの像をあしらった黒い台
- Vault Line:上部にヴォルトのマークを飾った青い台
- Cash Trap!:クラップトラップの像をあしらった黄色い台
- Tink’s Hi Jinx:リュックを背負った新キャラクターらしきTink(以前のミゼット)の像を飾った緑の台
“ボーダーランズ2”に登場し、随所で重要な役割を担った冒険家サー・ハマーロックが引き続き登場。彼もサンクチュアリIIIに同乗しており、今回もやはり珍しいクリーチャーを追い求めている模様。
ハマーロックの部屋にはクリーチャーの剥製を飾る台が用意されており、倒したクリーチャーがトロフィーとして並べられるとのこと。
モクシーの娘として前作に登場したエリーが再登場。(兄スクーターの意思を継いでか)サンクチュアリIIIのメカニックを務め、貨物室の責任者となったことが判明しています。
エリーの工房は船体前方下部に存在する貨物室近くにあり、貨物室にはビークルをデジストラクトするCatch-A-Rideステーションが確認できます。今回のお披露目では、宇宙空間を航行し、惑星パンドラからプロメシアへとワープしたサンクチュアリIIIですが、地上に着陸するシーン等は描かれておらず、この貨物室がどう機能するのか、今後の続報に期待が掛かるところです。
シリーズにおいて極めて重要な役割を担うNPCの一人で、Dahl社出身の天才技術者タニスも引き続き登場。今のところ、彼女がサンクチュアリIIIでどういった役割を担うのか、その詳細は不明ですが、しっかり研究室が用意されており、Skagの死体を寝袋代わりに使う相変わらずな様子が確認できます。
余談ながら、最新作におけるタニスの動向については、Gearboxのヒーローシューター“Battleborn”に手の込んだイースターエッグが存在しており、“Visit Prometea, Children of the Vault. We are not on Pandora anymore. Tannis is not what she seems. Do not open the Vaults.”と記した文言が見つかっていました。(参考:過去記事)
当時はカリプソ・ツインズ率いるカルト集団“Children of the Vault”の存在が明らかでなかったため、メッセージの解釈が難しい状況となっていましたが、最新作の情報解禁に伴い上記のメッセージは次のように読むことができます。
「Children of the Vaultよ、プロメシアに向かえ。我々はもうパンドラにいない。タニスは見た目通りの人物ではない。決してヴォルトを開いてはならない」
タイリースとトロイに対して語り掛けている“我々”が誰なのか、その詳細は不明ですが、このメッセージはタニスとCoVの間に何らかの関係があることを示唆しているようにも見えます。
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