傑作“Her Story”を生んだSam Barlow氏の新作として、2017年7月にアナウンスされ、今年1月にローガン・マーシャル=グリーンやアンジェラ・サラフィアンを含む豪華キャストの起用が報じられた期待作「Telling Lies」ですが、PCとiOS版の発売が迫るなか、新たにAnnapurna Interactiveが本作の撮影に関する技術的な挑戦に焦点を当てる非常に興味深いメイキング映像を公開しました。
モダンなFMVゲームとして、革命的なメカニクスとプロットを実現した“Her Story”の撮影そのものは比較的簡単なものでしたが、“Telling Lies”は2人の登場人物が様々なロケーションでビデオチャットを通じて会話している様子を、“片側”の視点(つまりゲーム内に存在する架空のカメラ)から録画したという設定の映像をプレイヤーが見るという構造になっており、事件について語る女性を記録撮影した“Her Story”とは異なり、誰かの話を聞く人物の表情や反応を見る作品となっています。
“Telling Lies”は、この構造と会話をできるだけ自然に感じさせるために、異なる場所で会話する2人の様子を同時に撮影できるよう、複数の家やアパート、その他のロケーションが一所にまとまった建造物を探す必要があったほか、会話シーンの同時撮影時には、(2人の俳優が別の場所でリアルタイムに会話しながら演技する必要があることから)2つのセットとその中間に設置した編集室のあいだをスタッフ達が常に走り回るような状況が生じていたとのこと。
“Telling Lies”は、アメリカ国家安全保障局から盗み出された持ち主不明のノートPCにアクセスし、2年に渡って保存された4人のプライベートな映像(とそこに潜む嘘や事件の関係性)を調査する“Her Story”的な実写アドベンチャーで、ゲーム内PCのデータベース検索に基づくストーリーの進行や日本語字幕対応を特色としており、フランシス・フォード・コッポラ監督の傑作サスペンス“カンバセーション…盗聴…”にインスパイアされた作品であることが報じられていました。
プライベートな会話を巡り物語が展開していくゲーム。
「Her Story」、「サイレントヒル シャッタードメモリーズ」のクリエイター、サム・バーローが手掛ける新作ゲーム 「Telling Lies」。物語が複雑に分岐する捜査タイプのスリリングなゲームである「Telling Lies」は、密かに録画されたプライベートな会話を軸にしてストーリーが展開します。ローガン・マーシャル=グリーン、アレクサンドラ・シップ、ケリー・ビシェ、アンジェラ・サラフィアンをキャストに迎えてます。
ゲームのプレイ内容の紹介:
「Telling Lies」は、盗み出された NSA(アメリカ国家安全保障局) データベースが入った持ち主不明のノートPCの前に座るプレイヤーという状況から始まります。そのPCには膨大な量の映像が収められています。映像の中身は、2年間にわたる4人のプライベートな生活を録画したもので、衝撃的な事件により4つのストーリーが結び付きます。検索ワードを入力してデータベースを探索し、ワードが出てくる映像を見て、ストーリーの全貌を明らかにしていきます。
従来のどのゲームとも違い、「Telling Lies」は奥が深く、緊張感を持った体験ができます。何が真実なのかはあなた次第です。
■ 再掲:“Telling Lies”の主要キャスト
- ローガン・マーシャル=グリーン(プロメテウス、スパイダーマン:ホームカミング)
- アレクサンドラ・シップ(X-MEN: アポカリプス)
- ケリー・ビシェ(ホルト・アンド・キャッチ・ファイア 制御不能な夢と野心、アルゴ)
- アンジェラ・サラフィアン(ウエストワールド)
- Vivien Lyra Blair(Bird Box)
- リード・ダイアモンド(ホミサイド/殺人捜査課)
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