昨年9月にナンバリング続編のローンチを果たしたノワールな警察ストラテジーアドベンチャー“This Is the Police”ですが、新たにWeappy StudioとTHQ Nordicがシリーズのスピンオフとなる「Rebel Cops」をアナウンスし、2019年9月18日の発売を予定していることが明らかになりました。
元警官達が結成した非合法組織と犯罪組織の戦いを描く“Rebel Cops”は、“This Is the Police 2”に導入されたXCOM系のターンベースタクティカルコンバットに焦点を置くPS4とXbox One、Nintendo Switch、PC向けの新作で、逮捕の要素や(銃弾1発で死亡する)HP制の廃止、マップの探索と物資の回収、モラル的な名声システムといった要素を特色としており、新作の概要を紹介する日本語字幕入りの解説トレーラーが登場しています。
『Rebel Cops』は『This is the Police』のスピンオフとして、シリーズのターン制戦術シミュレーション要素に焦点が置かれます。プレイヤーは寄せ集めの警官部隊を率いて、街に現れた犯罪の元締へ反旗を翻します。物資が常に逼迫し、銃弾1発が警官の生死を分ける状況に耐え抜き生存を目指しましょう。
■ プレイヤーは厳密には警察ではないが、正義の側につく唯一の集団
犯罪組織の残虐な元締ヴィクター・ズエフは、瞬く間にリプトンの街を掌握し、街の為政者だけでなく、地元の警察までも彼の軍門にくだりました。脅迫と恐喝の達人であるズエフは、街のあらゆる事業を傘下に収め、彼自身の犯罪帝国の手駒として利用します。しかし、ズエフに屈することを拒み脱走した警官たちが、非合法の反抗組織を立ち上げました。圧倒的に不利な状況の中、彼らは戦い続けます―正義のために、そして街を取り戻すために。
■ スリリングな銃撃戦、しかし鍵となるのはステルス
相手に数と装備で圧倒されたゲリラ戦では、潜伏場所や遮蔽物を活用して敵に静かに近づき、警戒状態となる前に無力化することが求められます。使用可能な物資として非殺傷武器や装備に加え、特殊な戦術パークも存在し、反抗組織をアップグレードすることで開放されます。ただし、時には暴力が不可避となる状況も訪れるでしょう。いざという時に躊躇は禁物です。本作では敵味方を問わず体力を示すバーは存在しません―被弾したユニットは速やかに失血します。そして、頭部に被弾すると即死となります。
■ 探索して物資を回収、ただし警戒を怠らずに
『Rebel Cops』では、現場内の隅々まで戦闘が展開されるコンパクトな作戦だけでなく、サンドボックスゲームにも匹敵する広大なマップも登場します。すべての部屋を探索し、金庫や貯蔵庫をこじ開け、入れないエリアへの進入方法を探し、役立ちそうな物があればすべて回収しましょう。集団で進行すれば安全ですが、リスクを受け入れ散開して、隈なく捜索するのも一つの選択肢です。
■ 正義を貫くか、悪に墜ちるか
ズエフは無慈悲な冷酷さで力を得ました。そのやり方に染まらずに、彼を倒すことはできるでしょうか? 作戦全体を危機に晒すことになっても、困窮する市民らの願いを聞き入れますか? 業務をこなしているだけの民間の警備員にどう対処しますか? 戦争ではあらゆる手段で生存すべきとの主張もあります。しかし、名声は資金よりも貴重であることもお忘れなく。街の評判が下がれば、プレイヤーの名声も地に落ちるでしょう。商人には取引を拒否され、味方からも離反者が出る可能性もあります。
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