ダークソウルからDisco Elysiumまで、「TIME」誌が2010年代のベストビデオゲーム10選を発表

2019年12月24日 13:34 by katakori
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「The 10 Best Video Games of the 2010s」

SekiroやControl、Death Stranding、アウター・ワールド、Baba Is You、ボーダーランズ3、Untitled Goose Game、Sayonara Wild Hearts、Disco Elysiumなど、数多くの傑作が誕生した2019年も残すところ僅か8日と迫るなか、「TIME」誌が2010年代を総括する10年間のベストビデオゲーム10選を発表。ダークソウルやMinecraft、Pokémon GOからDisco Elysiumまで、文字通りこの10年を象徴する重要な作品が並ぶ見事なラインアップが話題となっています。

Grand Theft Auto V (2013)

Rockstar Gamesの「Grand Theft Auto V」は、史上最も経済的に成功したエンターテインメント製品となった。“風と共に去りぬ”や“スター・ウォーズ”シリーズを超えて60億ドルもの現金を手にしたオープンワールド型の犯罪シミュレーターは現在も成長を続けている。

シリーズは5作目で頂点に上り詰めたが、巨大なオープンワールドと野心的なストーリーが混然一体となったGTAの文化的影響を数値化することは難しい。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (2017)

任天堂は「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」でモダンなオープンワールドゲームを作り上げる力を証明しただけではなく、競争相手がこれまでに発売した作品よりも魅力的なオープンワールドゲームを作り上げることに成功した。

Fortnite (2017)

“PlayerUnknown’s Battlegrounds”は1対100のバトルロイヤルシュータージャンルを大衆化したが、「Fortnite」はこれを避けがたい文化的現象に変えてしまった。

“Fortnite”はモジュールベースの建築ゲームとしてスタートしたが(2011年の発表当初はCliffy BとLee Perry氏が開発を率いていた)、PUBGの成功後にパッチでバトルロイヤルモードを無料提供し、何百万人もの若年層を取り入れた。

Dark Souls (2011)

フロム・ソフトウェアの「DARK SOULS」は、この10年間をまるでガーゴイルの彫像のように見下ろしている。オリジナルの“DARK SOULS”は、まるでヴェルヴェット・アンダーグラウンドのファーストアルバム“The Velvet Underground and Nico”ようであり、誰もがプレイしたわけではないが、プレイした全てのゲーマーにインスピレーションを与えた。

非常に困難でありながら、公正な難易度、ストーリーテリングにおけるバックグラウンドアプローチ、タイトで優れた操作周りは他の開発者達によって何度も繰り返し複製されたが、決して完全なものは登場しなかった。

League of Legends (2009)

Riot Gamesは2009年に「League of Legends」をリリースしたが、オンラインバトルアリーナゲームのジャンルを定義した本作は数年を経て、世界的な潮流となりeSportsのゴールドスタンダードとなった。

今や“League of Legends”のトーナメントは世界中のスタジアムで行われ、スーパーボウルよりも多くの観客を呼び集めている。

Pokemon Go (2016)

2016年の数ヶ月間は、まるで地球全体がNianticのモバイルARゲーム「Pokémon Go」をプレイしているように思えた。ゲームをプレイしていない人も、毎日現実世界を歩き回るプレイヤー達の喜びや冒険、災難にまつわるニュースが次々と報じられた日々を覚えているだろう。

Minecraft (2009)

「Minecraft」は2009年にリリースされたが、2010年代に入り文化的な公共機関のような存在となった。子供を持つ親、或いは子供に関わる人はみな“Minecraft”が何であるかを知っている。

リリースから10年が経った“Minecraft”は、今もYouTubeで最も見られているゲームであり、400億を超えるビューで“Fortnite”を上回っている。

The Elder Scrolls V: Skyrim (2011)

「The Elder Scrolls V: Skyrim」は2011年の発売以来、販売チャートの上位を維持している。このRPGはハードウェアの世代を超え、VRに移植され、Nintendo Switch向けの最適化も行われた。

息の長い本作の魅力は、巨大で作り込まれたオープンワールドを基盤とするオープンエンドのプレイスタイルであり、このゲームをファンタジーな遊び場に変えたMOD開発者達の献身的なコミュニティによって支えられている。

他のデベロッパはこの理想を10年掛けて追求するだろうが、これを達成する開発者は現れないだろう。

Portal 2 (2011)

Valveは脅威的な傑作「Portal 2」で2010年代を切り開いたが、“Portal 2”発売の思い出はほろ苦く、Valveが素晴らしいビデオゲームの開発を止めてしまった10年の始まりでもあった。

ValveはSteamを通じて数十億ドルの利益を上げ続ける一方で、“Portal 2”のようにジャンルをアレンジし楽しめるゲームを生み出すことには失敗し、Half-Life 3に関する質問をかわし続けたが、2010年代の最後を“Half-Life: Alyx”のアナウンスで締めくくった。

“Half-Life: Alyx”はVR向けのゲームであり、Valveが新しいプラットフォームにかつてのマジックを持ち込むことができるか、そして新しい10年を切り開く重要な作品となるか、その行く末はまだ誰にもわからない。

Disco Elysium (2019)

2020年代を迎える数ヶ月前に登場した「Disco Elysium」は、優れたゲームの10年を隔てる完璧な区切りであり、過去に染まりながら未来を見据えるビデオゲームは、何かが終わり、何か新しいものが誕生する10年の変わり目にのみ姿を現す。

極めて高密度なRPGである“Disco Elysium”は、レンダリング済みの背景とポイント&クリック型のナビゲーションを備えた1990年代の2Dアイソメトリックゲームのように見えるが、ストーリーテリングとゲームメカニクスはまるで未来からやってきた作品のように感じられる。

“Disco Elysium”は、ビデオゲームというメディアが、テレビや本では決して体験できない唯一無二のストーリーを伝えることができる特別な存在であり、全てのビデオゲームが芸術であることを際立たせる作品だ。

情報元及びイメージ:Time

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