致命的なウイルスを世界中に蔓延させ、人類の絶滅を目指すパンデミックシムとして2012年5月にローンチを果たし、世界的な大ヒット作品となった「Plague Inc.」ですが、本作の設定がまるで現実を侵食したかのような新型コロナウイルスの脅威が続くなか、“Plague Inc.”がプレスリリースを発行し、感染症流行対策イノベーション連合“CEPI”と世界保健機関“WHO”を対象とする25万ドルの寄付を発表。CEPIのワクチン開発やWHOの救命活動を支援することが明らかになりました。
また、CEPIとWHO向けの寄付と併せて、新たな大型アップデートもアナウンスされ、新型コロナウイルスが猛威を振るう現状とファンのフィードバックを鑑み、人類の根絶を目指す従来のモードとは全く異なる“ウイルスの感染から世界を救う”モードを導入することが判明しています。
“Plague Inc.”を生んだクリエイターJames Vaughan氏は、本作をリリースした8年前を振り返り、まさか現実世界が“Plague Inc.”に近付き、多くのプレイヤーが本物のパンデミックを乗り切るために“Plague Inc.”を利用するとは想像もしていなかったと説明。CEPIとWHOの取り組みに対する支援を誇りに思うと伝えています。
なお、世界をウイルスの危機から救う新モードは、感染症の進行を管理し、医療システムの強化を図るだけでなく、治療の優先度設定、感染者の隔離、社会的活動の制限、公共サービスの閉鎖といった行動管理でバランスを調整しながら感染の抑制を目指すコンテンツで、開発に当たってWHOとGlobal Outbreak Alert and Response Networkといった専門家組織の協力を得ており、新型コロナウイルス感染症によるパンデミック期間中は、来る新モードを全てのプレイヤーに無料で提供するとのこと。
今のところ、新モードの導入時期は不明ですが、近くさらなるディテールがアナウンスされる予定となっており、予想もしない事態を迎えた“Plague Inc.”の今後に改めて期待が掛かる状況となっています。
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