Update:「Kerbal Space Program」の“Shared Horizons”アップデートがアナウンス、JAXAとESAが共同で進めている水星探査計画と彗星探査機ロゼッタの再現ミッションを導入

2020年5月19日 14:04 by katakori
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UPDATE:5月19日14:04

新たにプライベートディビジョンが国内向けに発行した「Kerbal Space Program」の無料アップデートに関するリリース情報を追加しました。

以下、更新後の本文となります。

「Kerbal Space Program」

昨年末にコンソール版の“Breaking Ground”拡張が配信された「Kerbal Space Program」ですが、新たにPrivate DivisionとSquadがプレスリリースを発行し、本作の新たな無料アップデート“Shared Horizons”をアナウンス。2020年7月1日にPC向けのリリースを予定していることが明らかになりました。(コンソール版も後日配信予定)

“Shared Horizons”は、欧州宇宙機関(以下:ESA)と提携したコンテンツアップデートで、現在日本の宇宙航空研究開発機構とESAが共同で取り組んでいる水星探査計画“ベピ・コロンボ”に加え、2016年に木星族の彗星に着陸したESAの探査機ロゼッタの歴史的なチャレンジを再現する新ミッションを導入するほか、ESAテーマの宇宙服、新パーツ、幾つかの実験が盛り込まれるとのこと。

プライベートディビジョンと欧州宇宙機関 (ESA)Kerbal Space Program の新アップデートでタッグ

無料の Shared Horizons アップデート*が 2020 年 7 月 1 日リリース象徴的なミッション、追加の宇宙船など

プライベートディビジョンと Squad は本日、欧州宇宙機関(ESA)と提携して『Kerbal Space Program』の新しいアップデートをリリースすることを発表しました。タイトルは「Shared Horizons」で、2020 年 7 月 1 日のリリースを予定しています。本アップデートは後日、家庭用ゲーム機向けにもリリースされます。

「Shared Horizons」は宇宙開発における ESA の優れた功績を称え、高い評価を得るこの物理ベース宇宙シミュレーションゲームの全プレイヤー向けに無料のアップデートとして提供されます。

「Shared Horizons」では、欧州の主要宇宙機関が率いる 2 つの重要なミッション、画期的なロケットであるアリアン 5、ESA をテーマにしたカーバル用宇宙服、新しいパーツおよびプレイヤーが行う化学実験も追加されます。第一のミッション「ベピ・コロンボ」では、ESA と日本の国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同し、ESA により現在進行中の水星探査ミッションが再現されます。プレイヤーは、実際の ESA の様々な研究に挑みながら、カーバル世界において水星に相当するモーホーの軌道に到達し、着陸することが目標となります。第二の新ミッション「ロゼッタ」は、木星族彗星への着陸を成功させ、彗星の環境に関する重要データの収集に成功したミッションを題材にしたものです。これらのチャレンジは ESA の歴史的なミッションに基づいています。プレイヤーは『Kerbal Space Program』を通して宇宙開拓におけるスリリングで偉大な発見の瞬間を体験できるのです。

プライベートディビジョンのエグゼクティブプロデューサーを務める Michael Cook は次のように語りました。「ESA との協力により、現実のミッションや宇宙船を『Kerbal Space Program』で初めて再現できることに胸が高鳴ります。世界的に認められた宇宙機構と手を携えることができるのは大変に光栄であり、この「Shared Horizons」アップデートを通じてファンの皆さまにこうした偉業を体験してもらえる瞬間が楽しみです」

ESA の Günther Hasinger 科学部長も次のように語ってくれました。「ここ ESA では、多くのエンジニアや科学者が非常に KSP に親しんでいます。ロゼッタもベピ・コロンボも大変複雑なミッションで特有の課題がありますが、いずれのミッションからも ESA と世界の科学コミュニティは大きな収穫を得ることができました。ですので、これらの革新的な科学ミッションを地球のみならずカービンでも体験できることをとても嬉しく思います」

『Kerbal Space Program: Shared Horizons』アップデートは PC 版では 2020 年 7 月 1 日にリリースされ、コンソール版でも年内にリリースされる予定です。『KerbalSpace Program』のESRB レイティングは E(すべての年齢層向け)となっています。『Kerbal Space Program』の詳細については YouTube のチャンネル登録、Twitter のフォロー、Facebook のファンにご登録いただくか、www.KerbalSpaceProgram.com をご覧ください。

プライベートディビジョンは Take-Two Interactive Software, Inc. (NASDAQ:TTWO)のパブリッシングレーベルです。

* Shared Horizons アップデート(無料)は、Kerbal Space Program の基本ゲームを必要とします。詳しくは、kerbalspaceprogram.com をご覧下さい。

Kerbal Space Program について

Kerbal Space Program でプレイヤーは宇宙開発プログラムの責任者となり、「カーバル」と呼ばれる異星人のために宇宙船を建造します。本格的な航空力学と軌道力学に基づいた環境の中で多数のパーツをきちんと機能するように組み合わせて、宇宙船を飛ばしましょう(飛ばない場合もあります)。乗組員のカーバルを軌道上まで送り届けたら(生きたままで…ですよ)次は月や他の「Kerbol 系惑星」を目指す番です。基地や宇宙ステーションを建設して調査範囲を広げていきましょう。

Kerbal Space Program には 3 つのモードがあります。サイエンスモードでは様々な宇宙実験を繰り返して新たな技術の開発やカーバルに関する知識の発展を進めます。キャリアモードは研究に加えて、施設の建設や拡張、経営戦略、資金調達、その他の宇宙開発に関わるすべてを統率するモードです。サンドボックスモードでは、すべてのパーツと技術を使用して、自分の思い描く宇宙船を自由に建造することができます。

Kerbal Space Program シリーズについて

オリジナルの『Kerbal Space Program』は Squad により制作され、現在も開発が続けられています。当初は 2015 年 4 月*に PC 版が発売され、以来、世界中で 350 万本の売上を記録しました。本タイトルはメディアからも消費者からも高く評価され、Metacritic スコアで 88**、Steam ユーザースコアでは 92%***を獲得しています。『Kerbal Space Program 2』は第一作の続編であり、シリーズ 2 作目となります。開発はプライベートディビジョンにより進められています。

*本作は Steam の早期アクセスにより 2013 年 3 月に利用可能となりました。公式リリースは2015 年 4 月です。
** PC 版の ” target=”_blank”>Metacritic スコア(2020 年 5 月 18 日現在)
*** Steam ユーザースコア(2020 年 5 月 18 日現在)

Squad について

メキシコシティに拠点を置く Squad は、高く評価されている宇宙シミュレーションゲームである『Kerbal Space Program』のデベロッパーです。才気と情熱と向上心にあふれる多国籍のスタッフは、ゲームや宇宙、科学を愛するメンバーにより構成され、ゲーム開発を専業とするチームとなりました。

欧州宇宙機関について

欧州宇宙機関(ESA)は欧州における宇宙へのゲートウェイです。ESA は 1975 年に設立された政府間機構です。欧州の宇宙開発能力を発展させ、宇宙開発への投資によって欧州および世界の人々に利益をもたらすことを目的とする組織です。ESA には 22 の国々が加盟しています:オーストリア、ベルギー、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スペイン、スウェーデン、スイス、英国です。スロベニアは準加盟国です。ESA は欧州連合(EU)加盟国の 7 か国と協力協定を締結しています。カナダは特別協力国として一部の ESA プログラムに参加しています。ESA が加盟国の資金および知的リソースの調整を行うことにより、欧州の単一国家の能力をはるかに超えるプログラムや活動を実現しています。特に EU とは「ガリレオ」および「コペルニクス」プログラムにおいて連携しているほか、欧州気象衛星開発機構(Eumetsat)とは気象衛星の開発において連携しています。ESA は欧州が宇宙開発において世界の最先端を走り続けるために必要なロケットや宇宙船、地上施設などの開発を行っています。現在の ESA は、地球観測、ナビゲーション、遠隔通信および天体観測に用いられる衛星の開発と打ち上げを行っています。また、太陽系のはるか彼方まで探査機を送ることで、人類の宇宙開発に貢献しています。さらに ESAには強力な応用プログラムもあり、地球観測、ナビゲーションおよび遠隔通信のサービスを開発しています。ESA の詳細については www.esa.int をご覧ください。

プライベートディビジョンについて

プライベートディビジョンは情熱をもってゲームを開発する独立系開発スタジオに力を貸す、開発系パブリッシャーです。同時に、開発されたタイトルが世界規模で高評価と商業的な成功を収めるために必要なサポートも提供しています。本レーベルがパブリッシャーとなったタイトルには Panache Digital Games の『Kerbal Space Program』シリーズや『Ancestors: The Humankind Odyssey』、Obsidian Entertainment の『The Outer Worlds』、V1 Interactive の『Disintegration』があります。現在も未発表ながら新たなプロジェクトの開発を進めています。プライベートディビジョンの本社はニューヨーク市にあり、支社がシアトル、ラスベガスおよびミュンヘンに設置されています。詳細は www.privatedivision.com をご覧ください。

Take-Two Interactive Software について

Take-Two Interactive Software, Inc.は世界中のお客様にインタラクティブ・エンタテインメントをお届けする、ゲーム業界をリードするデベロッパー、パブリッシャーでありマーケターです。弊社のラベルである Rockstar Games、2K、Private Division および、モバイルゲーム開発で業界をリードする Social Point において製品を開発および販売しています。弊社の製品は家庭用ゲーム機および PC、スマートフォンおよびタブレット向けに開発され、実店舗における小売り、デジタルダウンロード、オンラインプラットフォームおよびクラウドストリーミングサービスにて販売されています。弊社の普通株は NASDAQ において TTWO のシンボルで公開の取引が行われています。企業情報および製品情報の詳細については弊社の公式ホームページ http://www.take2games.com をご覧ください。

本記事に含まれる全ての商標および著作権はそれぞれの所有者に帰属します。

将来予想に関する注意事項

本記事に含まれる歴史的事実以外の記述は、米連邦証券法に基づく将来予想とみなされ、「期待」、「確信」、「推測」、「予想」、「意図」、「計画」、「可能性」、「予測」、「見通し」、「希望」、「……べき」、「……だろう」などの言葉や、その類義語により記述され、弊社の将来の業績や財務状態の見通しなどを含みます。そのような将来予想の記述は、弊社の現在の経営に関する見解および経営陣が知りうる情報に基づき仮定されたものであり、内包される不確実性やリスク、予測困難な状況の変化などに影響されます。実際の業績等は、弊社の主要な経営および開発人員、『Grand Theft Auto』関連製品およびその他のヒット作品を開発する能力、弊社ゲームの適時のリリースおよびマーケットにおいてゲームが受け入れられる度合い、弊社ゲームの適正価格の維持、国際取引に伴うリスクなどの様々なリスクや不確実性により、見込みから大きく異なるものになる場合があります。その他の重要な要素および情報は、リスクについてまとめた「Risk Factors」セクションを含む弊社の最新の Form 10-K 年次報告書や、Form 10-Q における弊社の最新の四半期実績報告書、および米証券取引委員会に提出されたその他の定期報告書にてご覧いただけます(www.take2games.com)。これらの注意事項はすべての将来予想の記述に適用されるものであり、作成された日付に基づいて適用されます。新たな情報、将来の事象、その他の自体の発生に関わらず、弊社は将来の見通しを見直して改訂する義務を負いません。

情報元及びイメージ:Gematsu, Business Wire, プレスリリース

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