先ほど、“Night City Wire”エピソード2のハイライトをまとめた国内向けのリリース情報をご紹介した期待作「サイバーパンク2077」ですが、新たにCD PROJEKT REDが国内外で本作の武器に関する幾つかのディテールを公開し、多彩な武器メーカーのラインアップや主要な武器クラスの概要、マンティスブレードやスマートSMGの詳細を含む非常に興味深いディテールが明らかになりました。
という事で、今回は最新のリリース情報と昨日の放送から判明した武器のディテールをまとめてご紹介します。
■ 主要な武器クラスの分類
- パワー:火薬によって推進される弾丸を発射する、従来の武器。比較的シンプルで、実証済みかつ安価である。ほとんどは21世紀初頭のものであるが、2070年代になっても設計・製造されているものもある。
- スマート:ホーミング式の小型ミサイルを射出するランチャー。スマートリンクを介して標的をロックオンするため、照準を合わせる必要がない。ミサイルは自ら飛翔するため、銃身は短く設計され、通気性もほとんど必要としない。2040年頃に開発された。
- テック:銃身周りの磁石を用いて発生させる強力な電磁力により、信じられないほどの高速で弾を発射する。装甲や壁を貫通するにはぴったりの武器だ。テック弾には、銃身を離れると焼失する三角柱型の薬莢を採用。ホログラフィックサイトが標準装備となっている。2040年代に開発された。
■ 武器に関する幾つかのディテール
- 銃そのものは前述の3種類に分類されるが、その他の攻撃可能な装備品とその他関連アイテムとして、近接武器、グレネードを含む投擲物、サイバーウェア、武器改造用のMOD、武器カスタマイズ用のアタッチメントが存在する。
- 武器を使用するとカテゴリ別に武器XPが獲得でき、同カテゴリの武器に対する扱いに慣れ、リロード時間や命中率、エイム速度、ADS時の移動といったステータスが向上する。
- 武器を含む装備品には、コモンやレア、レジェンダリーといったレアリティが設定されている。通常の武器は店で入手可能だが、強力な武器は特定の敵が所持していたり、ナイトシティのどこかに隠されていたりと、入手が難しくなる。特に“レジェンダリー”武器を手に入れるためには、所有者の生死を左右する選択など、難しい決断が必要となる。
- レアリティによって、稀少なものほど威力が向上する(MODスロット等の数にも影響)。ただし、レジェンダリー品は特別で、他の武器にはない固有の能力が備わっている。
- 武器のカスタマイズは、スコープやサイレンサーを含む一般的な“アタッチメント”と、性能そのものを変化させる“ソフトウェア改造”からなる2種類のアプローチで用意されている。
- 武器メーカーの等級は、大きく以下に紹介する3種のカテゴライズ(上位武器メーカー、中堅武器メーカー、低価格帯メーカー)に分類される。
■ 「アラサカ」と「ツナミ防衛システム」
“アラサカ”と“ツナミ防衛システム”は何れも日本企業で、どちらも最高品質のハイテク銃器を販売している。
アラサカ マンティスブレード
クラシックな近接武器と最先端の人工筋肉技術を絶妙なバランスで融合させたブレード型武器。
前腕部分には、極めて鋭利な炭化タングステンブレードのセットを導入。腕は、ブレード本体および、その動作に必要なポリマー筋肉を収納するグラフェン製アウターシェルに置き換えられる。 多くの場合、シェルはリアルスキンTM(人工皮膚)で覆われるため、見た目は本物の手足と一切変わらない。完全な神経統合によって、持ち主はこのサイバーウェアを自由自在に使いこなすことができる。 切れ味はもちろん、バランスにも優れ、何よりも最高にクールな武器だ。
■ 中国企業の「カン・タオ」
2050年に中国の瀋陽市で設立された“カン・タオ”は、スマートガン市場を牽引する中国の新興企業で、同社の台頭によりアジア系企業が独占する上位武器メーカーの競争がさらに激化している。
カン・タオ G-58 ディアン
カン・タオ製のスマートサブマシンガン。標準装備されたアタッチメント類は銃の本体内に収納することができ、可能な限りシンプルにおさえられている。さらに、独自の磁気リロードメカニズムにより、マガジンを簡単に交換することが可能。また格納式ストックは長さを調整可能。
- ミリテク:軍事関連事業で知られるミリテクは、アメリカを代表するメガコープの1つで、近年は品質を抑えつつ、大量生産に重きを置いた方針を採用している。
- ミッドナイト・アームズ:サイボーグ用の重火器に特化したメーカー。
- マロリアン・アームズ:2043年以降新製品をリリースしていないが、信頼性の高い象徴的なハンドガンメーカーとして知られている。
- テクトロニカ:民間向けのハイテク武器で知られ、昨今は軍用ロボット市場にまで製品ラインアップを拡大している。ロシアのミリテクと呼ばれる。
- コンスティチューショナル・アームズ:シンプルで頑丈なミドルクラスの武器を提供するメーカー。
コンスティテューショナル・アームズ M2067 ディフェンダー
このライトマシンガンは、その控えめな設計が特徴だ。 ピストルグリップを右側に設置することで伏せた状態での機動性を高め、フロントのバイポッドがその姿勢のままでの射撃を可能にしている。 また、マガジンは一般的なLMGよりコンパクトだが、容量は一切引けをとらない。
コンスティテューショナル・アームズ ディフェンダーは本来企業警察向けに製造されたものだが、民間人にも広く普及している。
ミリテク M-10AF レキシントン
可動部の少ないシンプルな9mmパワーハンドガン。 フルオートマチック式で、信頼性が高く、耐久性にも優れている。 反動を最小限に抑えるため、ミリテクはコンペンセイターの世界的な大手メーカーである「タオ・インダストリー」と提携した。 従来のスライドは無く、代わりに本体後方部にある特殊なコンパートメントを使って次弾を装填する。
ミリテク M221 サラトガ
主に近接戦用に設計されたミリテク社のサブマシンガン。 9mmピストル弾と大容量マガジンを使用。 フルオートマチック式、完全金属製の内部機構、ポリマー合金製のボディ、さらには折り畳み式のストックも標準装備されている。 警察や軍での使用を目的に設計されており、堅牢で信頼性も高い。
期待値を下げ、経済性を優先する場合に、候補となる低価格帯メーカー。
- ノコタ:安価だが信頼性は高く、高威力の銃で知られる。
- ダラ・ポリテクニック:インドに拠点を置くメーカー。品質よりもスタイルを重視している。
- ロストヴィッチ:シンプルで安価な製品を提供するセルビアのメーカー。高いカスタマイズ性を特色とする。
- バジェット・アームズ
■ 映像に登場した武器のラインアップ
- テック武器
- DB-2 SATARA
- ツナミ – ネコマタ(ツナミ防衛システム):APDS弾で壁をダンボールのように貫通するテックタイプのセミオートマチックスナイパーライフル。物陰の敵やこちらに気付ていない敵を狙撃可能。
- M-179 ACHILLES
- DR12 QUASAR
- パワー武器
- TSUNAMI NUE(ツナミ防衛システム)
- SOR-22
- カーネイジ(バジェット・アームズ):高純度鋼から鋳造したポンプアクション式のショットガンで、4ゲージのバックショットを使用。重量は重いが圧倒的な破壊力を持つ。
- HJSH-18 MASAMUNE(コンスティチューショナル・アームズ)
- スマート武器
- DB-4 PALICA
- TKI-20 シンゲン(アラサカ):マイクロ誘導ミサイルをバースト射撃で射出するスマート武器。スマート武器の照準機能を最大限に利用するためには、スマートリンクによる解除が必要となる。
- G-58 DIAN
- L-69 ズオ(カン・タオ):8連バレルで8つの標的を個別に追尾可能なショットガン。
- 近接武器
- Electric Alpha Baton
- 釘バット
- サーマル カタナ(アラサカ):刀の精神を継ぐ線条体構造の熱ブレード。追加の機能やMODは利用出来ず、ただ切り裂くだめだけに用いられる。
- スレッジハンマー
- Tanto
- サイバーウェア
- Monowire
- プロジェクタイルランチャー(アラサカ):多彩な弾頭が選べる手のひらサイズのミサイルランチャー。
- ゴリラアーム(アラサカ):運動エネルギーの回収装置を装備するサイバーアーム。伝統的で信頼性の高いナチュラルな手足の代替品で、筋力と持久力の両方を向上させる。
- マンティスブレード(アラサカ):ディテールは前述。
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