今年6月にアナウンスされ、主人公の少女と旅する可愛い精霊達や美しいビジュアルが話題となったEmber Labのデビュー作「Kena: Bridge of Spirits」(PS4/PS5/PC)ですが、新たに本作の特集を最新号に掲載するGame Informerが幾つかの新情報を公開し、本作のPS5版がダッシュボードから僅か2秒で起動する驚きのパフォーマンスが話題となっています。
これは、Game Informerが実際に実機のシステムメニューからPS5版“Kena: Bridge of Spirits”を起動し確認したもので、中断していたゲームの再開ではなく、新規の起動に要した時間が僅か2秒だったとのこと。
また、Game Informerは14ページに及ぶ最新号の特集と併せて、質疑応答を含む本作の特集記事を公開しており、幾つか興味深いディテールが判明しています。
- 主人公のKenaは、彷徨う魂を安らかな場所へと導く特別な能力を持った精霊使いで、ボイスオーバーが用意される。また、ボイスアクターが幾つかのサウンドトラックで歌っている。
- 本作の舞台は、日本やバリ等にインスパイアされた架空の土地。主人公Kenaの出身地ではなく、彼女は長い旅を経てこの地に辿り着く。
- ゲームに登場する黒い小さな妖精は“Rot”と呼ばれる。彼らを見つけることがゲームプレイとストーリーの両方で重要な要素となる。彼らは物を分解する役目を担っており、散らばったことが地域を汚染する原因の一つとなっている。
- PS5版はRotが最大で同時に100体描画可能。PS4版も100体のRotを発見できるが、描画数は制限される。ただし、Rotの様々なサポート的なアクションそのものにに変化はない。
- Kenaは杖を用いた弱攻撃、強攻撃、チャージ攻撃が可能で、杖を曲げて弓として用いるアップグレードが用意されている。周囲から身を守るバブル型の盾を生成する能力も利用可能。(※ Ember Labは、以前に“ゼルダの伝説 ムジュラの仮面”をテーマにしたファンメイド映像を手掛けており、ゼルダの3D作品に強い影響を受けている)
- マイクロトランザクションは存在しない。
- 外観カスタマイズ要素として、Kenaが着用できる多数の帽子が用意されている。
- フォトモードの実装を検討中、今のところローンチ時に間に合うか、発売後のアップデートとなるか、詳細は不明。
- エンジンはUnreal Engine 4を使用。プロトタイプはUnityで進めていたものの、その後Unreal Engineへと移行したとのこと。
- オープンワールドではなく、村がハブとなり、幾つかの地域に移動可能となる広いリニアなレベル構造を採用している。
- PS5版は、前述したRotの描画数に加え、森や葉の密度に違いがあるとのこと。
- PS5版は、コントローラーの機能も大幅に強化されており、強攻撃や弓を用いた攻撃にアダプティブトリガーを利用した抵抗が付与され、実際に弓を引いているような感覚が得られる。また、ハプティックフィードバックは、Rotが右手に飛び乗ったような状況まで再現可能。デザイナーLiz Fiacco氏によると、PS5のフィードバックはオーディオの波形ファイルを利用して制御できることから、PS4に比べ実装の自由度が格段に向上しているとのこと。
- 価格は60ドル以下を想定しており、PS4版の購入者は無料でPS5版にアップグレード可能。
- 開発チームには、SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEや Bloodborne、DARK SOULSを含むフロム・ソフトウェア作品のファンが多く、(前述のタイトルほどではないが)挑戦的な最高難易度が用意されている。
- 発売日は不明ながら、今後数ヶ月のうちに発売される予定。
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