UPDATE:9月17日16:26
新たに映像を日本語版の吹き替えトレーラーに差し替えました。以下、更新後の本文となります。
先日、発売時期が2021年Q2に延期となったArkane Studiosの期待作「DEATHLOOP」ですが、先ほど放送が終了したPLAYSTATION 5 SHOWCASEにて、“Two Birds One Stone”(一石二鳥)と題した本作の新トレーラーがお披露目され、2人の標的イゴール・サーリングとアレクシス・ドーシーを一度に始末する手法に焦点を当てる興味深い映像が登場しました。
また、本作の概要やヴィジョナリーのディテールを紹介する国内向けの情報も解禁され、PS5を対象とするコンソール独占が期間限定の取り決めであることが判明しています。(PC版は同時発売)
『DEATHLOOP』でターゲットを仕留める方法
コルトは大変な人生を送っています。いや、正確には、大変な一日と言った方がいいでしょう。すぐに銃をブッ放したがるパーティー好きの変人達でいっぱいの島の中で延々と繰り返される一日… そんな暴力的な無限のサイクルの中にコルトは囚われてしまったのです。彼らは皆、コルトの命を狙っています。コルトがこのサイクルから抜け出すには、タイムループを維持している8人の「ヴィジョナリー」を倒さなくてはなりません。それを実現できれば、彼はループを破ってブラックリーフ島から脱出できるのです。8人のターゲットは島中に散らばっていて、彼ら全員を倒すために与えられた時間は一日しかありません。
さあ、今すぐ行動開始です!
■ ブラックリーフ島を制する者が敵を制す
ブラックリーフでは、時間は最も無意味なものであり、同時に最も貴重なものであると言えます。あなたは制限時間が刻々と減っていくのを常に頭の中で感じる一方で、成功するまで何度でもループを繰り返すことができます。ブラックリーフの秘密を解き明かすには、その時間こそが必要となるのです。もちろん、島の中を動き回るのは簡単ではありません。島中の誰もがあなたを殺そうとしているのですから。でも、あきらめることはありません。
一日は4つの時間帯に、島は4つのエリアに分割されており、あなたはターゲットを倒すための手掛かりや情報を集めるべく、いつでもどのエリアでも探索することができます。『Dishonored』と同じように各エリアはオープンな構造を持っていますが、『Dishonored』と違ってミッションと結び付いている訳ではなく、好きな時に探索することが可能です。
どのエリアにも、あなたがその場に居合わせるかどうかにかかわらず、一日の中で展開する個別の物語があり、一日が進行していく中でエリアのレイアウトに影響を与えます。そのため、エリアによっては一日の特定の時間にしか入れない場合もあります。同様に、“ヴィジョナリー”によっては一日の特定の時間にしか遭遇できないという場合もあります。だからこそタイムループを利用して、彼らの行動パターンを注意深く観察する必要があるのです。トレーラーでも紹介されているように、彼らを「安全圏」から引き出して別のエリアに移動させることも可能ですが、そのためには正しい手順を全て見つけなければなりません。
それこそが『DEATHLOOP』の死のパズルを解き明かすためのカギとなるのです。一度に一人ずつ仕留めていくというやり方では、一日で全てのヴィジョナリーを倒すことはできません。ゲーム盤の駒のように彼らを動かすことによって、最終的に美しい死のループのパズルが完成するのです。
■ ヴィジョナリーを知るべし
ブラックリーフ島はタイムループの中に閉じ込められていますが、それは自然に発生した現象ではありません。「それは“ヴィジョナリー”を自称する20代の人物で構成されるオポチュニスト達が立ち上げた“アイオーン計画”における、たび重なる実験の結果です」と、ナラティブデザイナーのBennett Smithは説明します。「ヴィジョナリーは社会の束縛や不安から逃れることを望んでいます。アイオーンの目的は単純です。それは社会から隔離され、因果を超越した永遠の命を実現することです」
「ブラックリーフにおいてアイオーン計画を始動するために、何年にもわたり若い追従者である“エターナリスト”(島の他の住民達)を集めた後、ヴィジョナリーは数々の実験を敢行し始め、ブラックリーフを外の世界から隔離しました」と、Smithは続けます。「彼らは島の古い研究機器を利用し、一日の終わりに一人だけでもヴィジョナリーが生きていればループを存続できるように、自らをループの礎としたのです。彼らはまた、アイオーンの科学者が開発したスラブやトリンケットと呼ばれる装置のおかげで、強化能力や超常的な力を使うことができます」
ヴィジョナリーにはそれぞれ自分自身の目的と行動の理由があります。トレーラーにも登場している二人の対照的なヴィジョナリー、イゴール・サーリングとアレクシス・ドーシーを例にとってみましょう。
「イゴール・サーリングはアイオーンの創立者で、自称エセ科学者であり、他者の敬意を得ることに苦労しています」と、Smithは言います。「イゴールの望みは矛盾しており、孤高の天才として放っておいてほしいと願う一方で、人から慕われてパーティーに誘われたいとも望んでいます。そして、その両方がかなわなかったとき… イゴールは暴力的になります」
Smithは続けます。「アレクシス・ドーシーはアイオーン計画の主要な資金援助者となる以前、製薬会社の経営者として暴利をむさぼっていました。彼は自らを狼のイメージと重ね合わせ、自分が“アルファ”の座にふさわしい社会的地位と事業実績を有する人物だと信じて疑いません。アレクシスは誰もが一緒に時間をすごし、ベッドを共にし、一緒にパーティーをしたがる男になることを望んでいます」
イゴールは自分の実験をコルトに妨害されると、アレクシスのにぎやかなパーティーで憂さを晴らそうとします。これはあなたにとって一石二鳥の願ってもない展開です。このようなチャンスをつかむことを考えながら、ヴィジョナリーをそれぞれ観察しましょう。彼らはどのような関係性を持ち、それをどう利用できるのかを考えるのが攻略のカギです。
■ 彼女に気をつけろ
ほとんどのヴィジョナリーには、あなたと無関係に展開する独自の目的と物語がありますが、あなたのライバルであるジュリアナの狙いはただ一つ、あなたです。自身の縄張りに居着いてあまり動き回らない他のヴィジョナリーとは違い、ジュリアナはあなたがブラックリーフのどこに行こうとも、終始あなたを追い回し、襲撃の機会をうかがっています。ジュリアナは単なるヴィジョナリーではありません。彼女はプレイヤーキャラクターでもあるのです。つまり、他のプレイヤーがあなたのゲームプレイに侵入し暴れまわることもありえるのです。それが、彼女の行動にまた別の意外性が加味されることにもなります(この機能はオプションなのでオフにすることも可能です)。ですから、手掛かりを求めて島を探索するときは気をつけてください。いつジュリアナが襲ってくるか分かりませんから。
『DEATHLOOP』のコンソール版は、2021年のQ2にPlayStation 5で独占販売され、発売時点で4K/60FPSでの動作に対応予定です。PC版も同時発売されます(コンソール版の独占販売は期間限定です)。
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