先日、N7 Dayの到来に併せてBioWareのベテランチームが開発を手掛ける最新作の話題が報じられた「Mass Effect」シリーズですが、海外では早速最新作のティザーイメージに関する調査が進められており、“Mud Skipper”と名付けられたコンセプトアートに“Mass Effect 2”と“Mass Effect: Andromeda”のアセットが使用されているのではないかと注目を集めています。
これは、コンセプトアートに描かれた4人分のシルエットに着目したもので、特徴的な右2人のシルエットがサラリアンとドレルであることは明白ですが、どこか見慣れたポーズが“Mass Effect 2”のキャラクター選択画面におけるモーディンとセインのイメージを反転させたものであることが判明しています。
一方、フック状の手を持つ一番左の人物は全く不明ですが、がっしりした左から2番目のシルエットは“Mass Effect: Andromeda”に登場したエイリアン“Angara”のように見えます。
コンセプトアートの4人が、単にこれまでのアセットを仮に配置した意味の無いものである可能性は十分に考えられますが、仮にこの並びが意味を持つ場合、“Mass Effect: Andromeda”をプレイした方ならご存じの通り、クォリアンのArkに乗ったドレル達はアンドロメダ銀河に到着しておらず(詳細は小説“Mass Effect Andromeda: Annihilation”に詳しい)、一方でアンガラはアンドロメダ銀河固有の種族です。現段階でトリロジーの舞台である天の川銀河と、Mass Effect: Andromedaのアンドロメダ銀河は相互に行き来していないことから、シルエットの並びに意味がある場合、このロケーションはドレルの誰かが到着したアンドロメダ銀河か、もしくは銀河間の往来が可能となりアンガラがやってきた天の川銀河のどこか、もしくはドレルとアンガラの両方が同時に到達できるどこか別のロケーションということになります。
来るシリーズ最新作がどういった作品になるのか、その詳細は全く不明ですが、アンドロメダ銀河の冒険を再び継続するか、それともオリジナル三部作の精神を継承する天の川銀河の物語が改めて描かれるか、今後の動向に改めて期待が掛かるところです。
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