反射表現の遡及的な改善やデータサイズの軽量化を含む「Hitman 3」とトリロジーの改善点が判明

2021年1月5日 17:39 by katakori
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「Hitman 3」

先日、ドバイマップのゲームプレイが確認できる冒頭5分のプレイ映像をご紹介した人気シリーズ最新作「Hitman 3」ですが、トリロジーの最終章となる最新作の発売がいよいよ2週間後に迫るなか、新たにIo-Interactiveの開発者がドバイの映像を見たファンの質問に応じ(参考:EesetEra)、最新作とGlacierエンジンの改善に関する幾つかの興味深いディテールが明らかになりました。

  • 反射表現について:新たにスクリーンスペースリフレクションが実装され、コンソール版を含む反射表現が向上する(重慶レベルの映像で確認可能)。これは、3作目だけでなく、HitmanとHitman 2にも適用され、パリレベルのファッションショーのキャットウォークの床など、多数の描画が改善される。なお、旧作の鏡に銀行の床に代表される反射は、鏡面でシーン全体をレンダリングし直すコストの高い手法を採用していたが、この手法も平行して用いられる様子で、ドバイレベルで印象的だった大きな窓の反射はスクリーンスペースではなく、従来の手法を利用している。
  • データサイズの軽減について:データ管理とファイル構造、ゲームの配信手法により、重複するデータの削除が可能となったほか、最新のテクスチャ圧縮技術を導入したことで、トリロジー全体をインストールした場合でも約100GBで収まるよう改善される。(参考:PC版“Hitman”のインストールサイズは74.06GB、PC版“Hitman 2”は65.63GB、合計で139.69GB)
参考:先日公開された“Hitman 3”ドバイレベルのゲームプレイ映像
参考:“Hitman 3”の重慶レベルとGlacierエンジンの進化を紹介するトレーラー

なお、“Hitman 3”のGlacierエンジンについては、ライティングや反射表現が改善されるほか、インタラクションアニメーションの改善と最適化、一度に300体を超えるアクティブなNPC AIを表示する拡張、次世代機とPC向けの4k/60fps/HDR対応を実現するほか、新エンジンの改善を最新作に統合する初代と2作目にも適用することが報じられていたほか、2021年後半にはPC版のレイトレーシング/VRS対応が決定していました。

情報元及びイメージ:GameSpot, PC Gamer, Game Informer

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