先日、発売日が2021年8月19日に決定したLuis Antonio氏の独創的なタイムループアドベンチャー「Twelve Minutes」ですが、新たにAnnapurnaが本作の公式サイトを更新し、数々の映画ポスターを手がける“MOCEAN”とコラボレートした本作の素敵な公式ポスターをお披露目しました。
Luis Antonio氏は、“Twelve Minutes”がヒッチコックやキューブリック、フィンチャーといった巨匠の作品にインスピレーションを得たサイコロジカルスリラーであることを上げ、巨匠達が様々なレベルでストーリーを物語るために、視覚的言語を駆使してきた歴史に言及。こういったアプローチやタイトルの方向性を踏まえた上で、今回のポスターを製作したと強調しています。
“TWELVE MINUTES”は、妻の妊娠を知るロマンチックな瞬間から、突如部屋に踏み込んできた刑事が妻を殺人の罪に問い、主人公である夫を殴り殺してしまう、そんな12分の悪夢が延々と繰り返される(恋はデジャ・ブよりも大分酷い)悪夢のような状況に陥った主人公の脱出を描く作品で、プレイヤーはこの繰り返される12分を何度もプレイし、次に起こる出来事を回避しながら、結末を塗り替え、悪夢のループを断ち切る方法を探さなければなりません。
また、“TWELVE MINUTES”のモチーフについて語ったLuis Antonio氏は、本作が映画“シャイニング”のような悪夢的サスペンスと“裏窓”の閉所恐怖症、“メメント”の細分化された構成を組み合わせたような作品だと説明していました。
リアルタイムで展開する見下ろし型のインタラクティブスリラーゲーム『TWELVE MINUTES』は、クリックとドラッグ操作でプレイできるインターフェースが実装されたポイント&クリック型アドベンチャーゲーム。
主人公である夫は妻とロマンチックな夜を過ごしていた…ところが玄関から突然刑事が押し入ってきた瞬間、幸せな時間は悪夢へと一変する…妻を殺人犯だと非難するこの刑事によって、夫は殴り殺されてしまうのだ…。
死んだはずの夫が目を覚ますと、自分だけが玄関を開けた瞬間に戻っていることに気付く…12分間のタイムループに取り込まれた夫は、同じ惨劇が何度も何度も延々と繰り返される運命に陥るのだ。
このタイムループから抜け出すには、次に起こる出来事について把握していることをうまく利用し、結末を塗り替え、このループを断ち切る方法を見つける必要がある。
『TWELVE MINUTES』は、映画『シャイニング』の悪夢のような緊張感、映画『裏窓』で描かれている閉所恐怖症の人が感じるパニック感、映画『メメント』の断片的なシーンを織り交ぜる演出を取り入れた、インタラクティブなストーリーで構成された作品である。
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