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先日開催された第1回公式“Stardew Valley”カップにて、予てから取り組んでいた次回作の発表が近いと予告していたEric “ConcernedApe” Barone氏ですが、本日遂にEric Barone氏が次回作となる新作「ConcernedApe’s Haunted Chocolatier」を発表し、チョコレートショップの経営とお化け屋敷での生活を描く新たなライフシムの開発を進めていることが明らかになりました。（参考：公式サイト）

また、発表に併せてショコラティエとなる主人公や材料を集めてチョコレートを作る様子、お化けが店員を務めるチョコレートの販売、多彩なキャラクターなど、興味深いディテールと“Stardew Valley”を踏襲したビジュアルが確認できる初のトレーラーが登場しています。

まだ謎の多い“Haunted Chocolatier”ですが、Eric Barone氏によると、本作は日常を超えた体験を描くよりファンタジーな要素を追求しており、そこでふと思いついたのが魔法のお化けチョコレートだったとのこと。また、氏はお化け屋敷が未知の世界の魅力を体現するものだと捕らえており、本作が邪悪でネガティブなゲームではなく、人生を肯定する作品にしたいと説明。ただし、“Stardew Valley”が太陽のエネルギーを取り入れた作品であるとすれば、“Haunted Chocolatier”は主に月のエネルギーを取り込む、陰と陽のような関係にある作品だと伝えています。

また、完成にはまだ多くの作業が残されており、内容そのものが流動的・有機的に進化していることから、発売はかなり先になる可能性が高いとのこと。

さらに早くも公式FAQが公開されており、幾つか興味深いディテールが判明しています。

• “ConcernedApe’s Haunted Chocolatier”は、お化け屋敷に住むショコラティエの暮らしを描くRPG/シミュレーション。珍しい材料を集めて美味しいチョコレートを作り、チョコレートショップで販売する。
• Eric Barone氏が一人で開発中。現段階で新たな開発者を増やす計画はないものの、完成が近い時期に移植やローカライズで外部の協力を得る可能性が高い。ただし、販売はセルフパブリッシングを予定している。
• 開発はまだ初期段階で、発売日は未定。
• “Stardew Valley”との関係についてはまだ明らかにすることができない。
• ゲームプレイは“Stardew Valley”に似ているが、多くの点で異なる。新しい町に引っ越し、新しい生活に臨み、町の人たちと知り合い、目標を達成し、物事が進む構造は似ているが、ゲーム性やテーマ性が大きく異なる。また、アクションRPG性が強化される。
• 複数存在する新プロジェクトの中で、“Haunted Chocolatier”が最初に完成する予定。
• “Haunted Chocolatier”はシングルプレイヤー作品で、今のところマルチプレイ対応の予定はない。
• 現段階で確定している対応プラットフォームはPCのみ。ただし、主要なプラットフォーム向けの発売を予定しているとのこと。
• 対応言語は今のところ英語のみ。多言語へのローカライズも検討中ながら、まだその段階に至っていない。
• C#とMonoGameを利用した新エンジンを採用。ただし、“Stardew Valley”用コードも再利用している。