昨年末から非常に悪質なハラスメント問題に直面している「Activision Blizzard」ですが、スタジオの体質改善に向けた再編が進むなか、先ほどMicrosoftがなんとActivision Blizzardの買収を発表。両スタジオが687億ドル(およそ7兆8,700億円)規模の契約に合意したことが明らかになりました。
XboxがActivision Blizzard全体を丸ごと救済するような動きとも取れる今回の買収は、同社の傘下スタジオActivision PublishingやBlizzard Entertainment、Beenox、Demonware、Digital Legends、High Moon Studios、Infinity Ward、King、Major League Gaming、Radical Entertainment、Raven Software、Sledgehammer Games、Toys for Bob、Treyarchを全て迎え入れるもので、Bobby Kotick氏が今後も同社のCEOを務め、取引の完了まで互いに独立して事業を継続し、取引完了後のActivision BlizzardはMicrosoft GamingのCEOとなるPhil Spencer氏直属の部門になるとのこと。(※ 取引完了後もBobby Kotick氏がActivision Blizzardを率いるかどうかについては明言されていない)
MicrosoftによるActivision Blizzardの買収は2023会計年度中(2022年7月1日~2023年6月30日)に終了する予定で、買収完了後はCall of DutyやWarcraft、オーバーウォッチ、ディアブロ、StarCraft、ハースストーン、スパイロ、クラッシュ・バンディクーといった著名なIPとフランチャイズがXbox作品となるほか、Phil Spencer氏はできる限り多くのActivision Blizzard作品と新作をXbox Game PassとPC Game Pass向けに提供したいと強調しています。
また、Phil Spencer氏はMicrosoftが個々のスタジオ文化を尊重し、大切にしていると前置きした上で、全ての人々に尊厳と敬意を持って接する文化をActivision Blizzard全体のチームに拡げていきたいと語っており、Activision Blizzardの新体制やビジネス的な取り組みを含む今後の動向に改めて大きな注目が集まる状況となっています。
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