先日、新ヒーロー“ソジョーン”の出自を描くオリジンストーリー映像が公開された「オーバーウォッチ 2」ですが、新たにBlizzard Entertainmentが4月27日解禁予定のPvPベータに実装される新ヒーロー“ソジョーン”の吹き替えゲームプレイトレーラーをお披露目しました。
命中時にエネルギーを生成する“レールガン”や範囲攻撃アビリティ“ディスラプター・ショット”、ロケットの推進力で地面をスライドする“パワー・スライド”、レールガンのエネルギーを自動的にチャージし放つアルティメット・アビリティ“オーバークロック”といった中距離戦に秀でるソジョーンの能力を紹介する最新映像は以下からご確認ください。
ヒーローとは作られるもの:ソジョーンを徹底解説
ソジョーンが満を持して出動します。過去にオーバーウォッチの大尉として活躍したソジョーンは、敵への攻撃を計画、指揮、そして実行するための能力を備えています。
ロスター33番目のヒーローとなるソジョーンは、中距離戦を得意とした独自のゲームプレイ体験をもたらし、驚異的な機動力と火力がそろったキットを提供します。ゲームプレイの開発を手がけたのは、シニア・ヒーローデザイナーのジョシュ・ノー。ボイス・ラインの多くを書き下ろしたのはストーリーデザイナーのミランダ・モイヤーです。ソジョーンのコンセプトやプレイスタイルについて、2人に話を聞きました。
■ レールガン
レールガンのメイン攻撃は命中時にエネルギーを生成する速射弾です。メイン攻撃で発生したエネルギーはサブ攻撃にチャージされ、溜めたエネルギーを消費することで高威力のショットを繰り出せます。「ソジョーンのコンセプトはずばり、レールガンです」とノーは言います。「エイムが要求される中距離のヒーローでありながら、実力の異なるプレイヤーが、幅広いプレイスタイルで楽しめるヒーローにしたいと思いました」。ソジョーンは難易度が比較的高いヒーローです。レールガンの狙いが正確であればあるほど効果的であるため、スキルの上限が高く、サブ攻撃をいかに有効活用するかによって劇的に強さが変わります。
彼女のプレイスタイルは、性格や個性を反映しています。「ソジョーンは細部にまでこだわる人柄なので、彼女のキットも狙いの正確さに重きを置いています。素晴らしい戦術家であり、かなり“石橋を叩いて渡る”タイプの人物です」とモイヤーは言います。
■ ディスラプター・ショット
「ディスラプター・ショット」は敵を捕えてライフを削る範囲攻撃アビリティです。この技と組み合わせれば、「レールガン」をより効果的に使えます。初期の案ではバリアに大ダメージを与えていましたが、最終的にはサブ攻撃を補完するための能力として仕上げられました。「『ディスラプター・ショット』はバリアを破砕するものから、敵を遅延させてサブ攻撃で狙いやすくするための罠へと進化しました」
「ディスラプター・ショット」に捕らえられたときは、すでにソジョーンの攻撃範囲内にいる可能性が高いので、彼女から目を離さないようにしたほうがいいでしょう。「サイボーグ化された身体を駆使したアビリティは、不確定要素を排除するのに役立ちます」とモイヤーは説明します。「『ディスラプター・ショット』には足止め効果が備わっているので、命中率を向上させてミスする可能性を最小限に抑えてくれます」
■ パワー・スライド
ソジョーンの「パワー・スライド」は彼女のキットに驚くべき機動性を追加します。ロケットの推進力で地面を滑るように移動し、スライド中はいつでもジャンプすることで高く跳躍できます。このアビリティを正しく活用すれば、素早く地形を制することができるでしょう。「垂直方向の移動を加えて、高台の見晴らしのよい場所を素早く確保できるようにすることで、機動性の高いダメージヒーローとしての役割を強化したいと考えました」とノーは語ります。
「彼女のアビリティはどれも、サイボーグの身体に組み込まれていて、目的遂行に特化しています」とモイヤーは説明します。「ソジョーンは幼少期、必要に迫られて身体の一部をサイボーグ化し、その後の人生で何度も同じような改良を重ねてきました。やがて、軍に入ってからは積極的にサイボーグ化を進めるようになりました」。仲間のヒーローであるゲンジが強制的にサイボーグ化したのとは対照的に、ソジョーンはもっとも効率よく戦える戦士になるためにこういった能力を選択したのです。サイボーグ化された身体やアビリティはあくまでも手段であり、彼女にとってもっとも重要なのは目的を達成することです。
■ オーバークロック(アルティメット)
ソジョーンのアルティメット・アビリティは短時間、レールガンのエネルギーを自動的にチャージし、敵を貫通するショットを繰り出せるようになります。
「オーバークロック」でも、エイムの高さと命中率が試されることになるでしょう。アルティメット発動中は、レールガンのサブ攻撃から放たれる高威力のショットで敵を素早く殲滅することができます。「ゲンジの『龍撃剣』のヒットスキャン版とも言える、強力な技にしたいと思いました」とノーは言います。「制限時間内に好プレイを決めるか…すべてのショットをミスするか、あなたの腕にかかっています」
ソジョーンのプレイスタイルはまだ確立されていませんが、これまでのテストプレイを通じて傾向が見えてきました。「彼女はフランカー専門とはならないと思いますが、5v5の世界ではチームがひと塊になる必要が少なくなります。そうなると従来よりも多角的な攻撃が増えるので、ソジョーンの機動力が活かせるでしょう」。「パワー・スライド」があれば敵と小競り合いをしても、助けが必要なときにはすぐに味方の元へ退避できるので安心です。「4月27日に開始予定のベータで、皆さんがどのようにソジョーンをプレイするか見られるのを楽しみにしています!彼女のスキルの上限が高いことは分かっています。そのため開発チームでは、さまざまなスキルレベルでのパフォーマンスを観察し、誰もが気持ちよくプレイできるように調整していきます」とノーは話します。
ゲームとして、そして理念としての「オーバーウォッチ」ならではの要素を体現するソジョーンの登場は、開発チームにとっても重要な瞬間です。ヒーローを求める世界の呼びかけに応えるかどうかは、あなた自身にかかっています。
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