「オーバーウォッチ 2」のドゥームフィストとオリーサを対象とする大規模なバランス調整の詳細がアナウンス

2022年4月21日 11:53 by katakori
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「Overwatch」

先日、新ヒーロー“ソジョーン”のアビリティや装備が確認できる解説映像をご紹介した「オーバーウォッチ 2」ですが、4月27日のPvPベータ解禁がいよいよ目前に迫るなか、新たにBlizzard Entertainmentがプレスリリースを発行し、先月タンクへのロール変更が報じられたドゥームフィストに加え、近距離戦を強化するオリーサの大規模なバランス調整に関する詳細をアナウンスしました。

防御用のメカニクスを導入し、全く新しいアプローチで生まれ変わるドゥームフィストと、新たなアルティメットを得てよりアグレッシブに強化されるオリーサのディテールは以下からご確認ください。

タロンの伝説とヌンバーニの英雄:オーバーウォッチ2にてドゥームフィストとオリーサの大幅調整が実装!

ヌンバーニの慈悲深い守護者と、街の「災禍」の強大な後継者。相反する2人のヒーローが、「オーバーウォッチ 2」PvPベータ公開と同時に大幅調整を受けることになります。新たな5v5のチーム構成は、チーム戦におけるタンクの振る舞いを変えることになります。とはいえ、基本的な役割はこれまでどおり。チームが動き回れるスペースを作り、接敵し、仲間がピンチのときに駆け付けることです。タンクヒーローたちは全体的に近接戦闘向きに調整され、高い防御力を生かしながらダメージを与えていくプレイスタイルに変化します。ドゥームフィストのダメージからタンクへの移行を担当したのはリード・ヒーローデザイナーのジェフ・グッドマン。オリーサの調整を担当したのはシニア・ヒーローデザイナーのブランドン・ブレナンです。それでは、両ヒーローが「オーバーウォッチ 2」の変更に合わせてどのように調整されたのか、早速ご紹介していきます!

ドゥームフィスト

「Overwatch」

ドゥームフィストの現在のプレイスタイルはダメージヒーローの中でも独特で、テンポが速く、機動力がある、一撃必殺の格闘家として活躍しています。「ドゥームフィストは格闘ゲームの流れを参考に作られたコンボヒーローです。その感覚を保ちつつ、タンクロールに移行させたいと考えました」とグッドマンは説明します。見慣れたアビリティもあれば、よりタンクらしいアビリティもあるそうです。

基本ライフが250から450に増加し、他のタンクヒーローと同レベルになりました。「ハンド・キャノン」は以前と同じように機能し、弾薬の回復速度が速くなる代わりにダメージが若干減少します。「ロケット・パンチ」はより高速になり、ダメージが減少しますが、敵をノックバックさせる効果は維持されます。

ドゥームフィストのキットの新たな核となるのが、「パワー・ブロック」です。「パワー・ブロック」を使用することでドゥームフィストは防御体勢に入り、正面から受けるダメージを90%減少します。「パワー・ブロック」でダメージを十分にブロックすると、ドゥームフィストのガントレットがチャージされます。ガントレットのチャージが溜まると、次に繰り出す「ロケット・パンチ」のダメージ、ノックバック範囲、移動速度、そして移動距離が強化されます。さらに、ノックバックで壁に叩き付ければ、相手をスタン状態にすることができます。

「ドゥームフィストを相手にする際は、ガントレットにチャージを与えないように注意が必要です」とグッドマンは言います。「その点ではザリアのバリアによく似ています。ただし、ドゥームフィストの場合は一時的にダメージが上昇するのではなく、次に『ロケット・パンチ』を使用するかキルされるまで、強化が失われることはありません」。ドゥームフィストのキットは高ダメージのコンボが多く、防御と攻撃の両方のプレイスタイルに対応しています。チームのためにダメージをブロックしたら、素早く「ロケット・パンチ」のチャージを溜めて、敵のノックバックを狙いましょう。壁に叩き付けることに成功すれば、さらに約1秒スタンさせられます。「強攻撃をブロックすると、チャージが瞬時に溜まります。パリィのような感覚です」とグッドマンは言います。

「サイズミック・スラム」はウィンストンのジャンプのように、狙った方向へ跳躍するようになりました。着地時に衝撃波を発生させ、敵にダメージと遅延効果を与えます。「ドゥームフィストはあらゆる面で非常に流動的な機動力を持つようになりました」とグッドマンは話します。「『サイズミック・スラム』は機動力が上がり、癖が強い予測不能な動きをしなくなりました」。レッキング・ボールやウィンストンといった、妨害が得意なタンクたちと類似点が多いので、配置をしっかり意識することが重要です。例えば「サイズミック・スラム」で敵チームに飛び込む際は、「パワー・ブロック」が正面からのダメージしか防げないことを念頭に置くべきでしょう。後ろから狙われることがないように、まずは頭上から敵の背後に回り込み、「パワー・ブロック」で正面のダメージをブロックして、「ロケット・パンチ」でチームメイトの方向へ敵を押しやりましょう。

アルティメットの「メテオ・ストライク」は発動時間が短縮され、有用な効果が追加されます。全体的にダメージは軽減されましたが、中央部の衝撃ダメージは依然として強力です。ノックバックがなくなる代わりにヒットしたすべての敵の動きを遅らせるので、仲間が攻撃を仕掛けるのに最適なアビリティになりました。アルティメットの調整と、タンクへの移行にともなう変更によって、ダメージヒーローの時と変わらない高速でインパクトのあるゲームプレイを実現しています。位置取りやコンボに工夫が必要となりますが、現在ドゥームフィストをプレイしている皆さんにとって馴染みのあるまま、より親しみやすく、自由度の高い、強力なタンクへと生まれ変わりました。

オリーサ

「Overwatch」

ドゥームフィストが攻撃力の一部と引き換えに防御力を高めたのに対し、オリーサはその逆を行きました。オリーサは近距離での戦闘を苦手とするヒーローだったため、今後のゲームの変化に適応させる必要がありました。「オリーサの手直しは軽く考えてはいません」とブレナンは言います。「ゲームにとって意味があるものにし、彼女に愛着を持つプレイヤーにとって気持ちのいいものにしたいと思いました」。今回の大幅調整によって、5v5のプレイスタイルに溶け込み、チーム同士のぶつかり合いにも参加しやすくなります。

まず、ライフとアーマーが増加し、敵陣に真っ向から攻め込むことができるようになります。メイン攻撃の弾丸は、距離に応じて小さくなるため、近距離のほうが効果的です。弾薬の消費はなくなり、代わりに射撃中は銃がどんどん高温になっていきます。熱を冷ますには射撃を中断しなければなりません。武器がオーバーヒートすると、3秒間使用できなくなってしまいます。「オリーサには積極的に前に出て、交戦を始めるヒーローになってほしいと思いました」とブレナンは言います。「新しい武器によって、敵に近づき、前線で戦うことに抵抗が少なくなるでしょう」。サブ攻撃の「エネルギー・ジャベリン」では、オリーサが槍を投げ、軌道上の最初の敵に当たります。「ごく短時間のスタンを与えて、壁に叩き付ければ追加のダメージを与えます」とブレナンは話します。

もうひとつの新アビリティ、「ジャベリン・スピン」は、槍を高速で回転させて飛んでくる飛翔物を破壊し、前進の速度を上げ、敵にダメージを与えながら押しのけることができます。「このアビリティを追加した目的は、オリーサが戦闘に飛び込めるようにすることです」とブレナンは言います。「他のアビリティと組み合わせると必殺のコンボになります。後方へ押しやった敵に『エネルギー・ジャベリン』で追撃して、壁に叩き付けることもできます」

「フォーティファイ」も新たなプレイスタイルに合わせて調整されます。発動中はメイン攻撃の発熱が抑えられ、より長い時間、武器を連射できるようになります。また、一時的にライフを125追加するので、チーム戦での生存力を高めてくれます。「この変更により、どんな状況下でもこのアビリティを使えば一定の防御力を得ることが期待できます」とブレナンは説明します。

「テラ・サージ」はオリーサの新たなアルティメット・アビリティです。使用すると「フォーティファイ」と同様の効果を発動し、近くの敵を引き寄せながら範囲攻撃をチャージします。「オリーサの調整はバリアと『ストップ!』を削除することから始めましたが、それでも『ストップ!』のメカニズムはどうにかして使いたいと思いました」とブレナンは言います。「新アルティメットに敵を引き寄せる効果を練り込むことで、『ストップ!』の要素を残しました」。敵を一箇所に引き寄せれば、味方チームが協力してコンボを決める絶好のチャンスとなるでしょう。ただし、ザリアの「グラビトン・サージ」のように敵がオリーサの中心に拘束されることはないので、このアルティメットを活かすには素早く連携に繋げる必要があります。詳細は公式ブログでもご紹介していますので、ぜひご確認ください。

2022年4月27日(水)より開催されるベータテストにともない、5v5、そして1チーム1タンク制への移行が行われます。また、今回の大幅調整は開発途中の段階であるため、より多くのプレイヤーによるテストプレイを行った後に、さらなる変更を行う可能性があります。予めご了承ください。近日登場のPvPベータで皆さんのフィードバックを伺い、大幅調整されたヒーローが活躍する姿を見るのを楽しみにしています!

そして、オーバーウォッチ日本公式Twitterでは最新情報をお届けしております。ぜひフォローして、最新情報をチェックしてください。

情報元及びイメージ:Overwatch, プレスリリース

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