昨年10月に初のホラーアドベンチャー“Happy Game”をリリースしたお馴染みAmanita Designですが、本日スタジオが待望の次回作「Phonopolis」をアナウンスし、段ボールを利用した手作りのジオラマを用いるスタジオ初の3D作品を開発していることが明らかになりました。
PC/Macを含む複数プラットフォーム向けの新作「Phonopolis」は、権威主義的なリーダーが独自のプロパガンダ技術で人々を支配する同名のディストピア都市を舞台に、ただ1人指導者の脅威に気がついた主人公“Felix”が支配を食い止めようと立ち上がる物語を描くアドベンチャーゲームで、ロシア構成主義や未来派、スプレマチズムといった戦間期の前衛芸術運動に強くインスパイアされた思想的/視覚的アプローチをはじめ、手作りのアセットをデジタル化する3D表現、古典的なアニメーション映画の手法を再現する伝統的な12fpsのストップモーションアニメといった要素を特色としており、発表に併せて舞台となる全体主義的な都市のパレードを描く素敵なアナウンスティザートレーラーが登場しています。
なお、“Phonopolis”はディレクターPetr Filipovic氏とコンセプトアーティストEva Markova氏、技術アーティストOto Dostal氏の3人からなる新チーム(3人は大学の同級生でもある)のデビュー作で、MachinariumやSamorostでお馴染みTomas “Floex” Dvorak氏がサウンドトラックを手がけ、Amanita Designのフォーリーアーティスト兼オーディオエンジニアMatous Godík氏がサウンドエフェクトを担当しています。
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