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先日、続編の更なる延期が報じられた傑作宇宙開発シム「Kerbal Space Program」ですが、現地時間5月20日にISSへのドッキングに成功したボーイング社の商用有人宇宙船CST-100 スターライナーに、なんと本作の人気キャラクターの1人Jebediah Kerman（愛称“Jeb”）が搭乗していたことが判明し話題となっています。

これは、ソ連の宇宙飛行士だったユーリイ・ガガーリンが、人類初の有人宇宙飛行を成し遂げた際に、無重力インジケーターとしてくまの人形を持ち込んだことから始まった伝統を踏襲したもので、今回スターライナーに搭乗するダミー人形として、JebがISSへと到着したとのこと。

宇宙船がISSにドッキングするまで、ボーイング軌道飛行試験2（OFT-2）におけるシークレットな扱いとなっていたJebの存在ですが、ボーイング社の広報担当によると、スターライナーのエンジニアリングチームがJebを選んだ理由として、KSPがプレイヤーに教えるべき科学やテクノロジー、エンジニアリング、および数学のレッスンの助けとなっているためと説明しています。なお、Jebは、ISSのクルーと共に数日間を過ごし、その後地球に帰還する宇宙船に再び乗り込む予定とのこと。

The seven-member Exp 67 crew gathers for a welcome ceremony in front of the hatch where the @BoeingSpace #Starliner docked on Friday evening. pic.twitter.com/AGfkAjWMbI

— International Space Station (@Space_Station) May 21, 2022

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— Serg.Korsakov (@SergKorsakov) May 21, 2022