昨日、お披露目映像から判明した大量のディテールをご紹介したBethesda Game Studios期待作「Starfield」ですが、昨晩の“Xbox Games Showcase Extended”放送に併せて、IGNがTodd Howard氏のインタビューを実施し、都市の規模やメインクエストのボリューム、手作りのコンテンツとプロシージャル生成技術の関係、惑星と宇宙空間の移動に関する仕様など、幾つか非常に興味深いディテールが判明しています。
今回は、前述のインタビュー情報に加え、“Xbox Games Showcase Extended”に出演したPete Hines氏の主な発言をまとめてご紹介します。
■ Todd Howard氏がインタビューで語った主な内容
- 4つの主要都市:Todd Howard氏によると、本作には4つの主要都市が存在している(※ うち3つはUCの拠点ニューアトランティスと歓楽街ネオン、自由恒星同盟の首都アキラと思われる)。特にニューアトランティスはBethesda Game Studios史上最大規模の都市になるとのこと。
- メインクエストの規模:“Starfield”のメインクエストは、従来のBethesda Game Studiosタイトルに比べ20%程度増加しており、30~40時間規模に達する。メインクエストのほとんどはコンステレーション及びニューアトランティス経由で進行するほか、サイドクエストもここから展開するものが多く、一続きのUC勢力クエストもニューアトランティスから始まるとのこと。
- プロシージャル生成と手作りのコンテンツについて:“Starfield”には、1,000種を超える探索可能な天体が登場するが、Todd Howard氏によるとこれらのコンテンツはプロシージャル生成技術と手作りの開発によって構築されているとのこと。氏は、スタジオがDaggerfallの頃からプロシージャル生成技術を利用してきたと前置きした上で、どの過去作よりも多い手作りのコンテンツを用意していると強調している。また、Todd Howard氏は本作のダイアログが20万行を超える規模で、メインクエストを主に進めていけば、ファンがBGSの手作りコンテンツに期待するような経験が得られるはずだと説明している。
- 惑星から宇宙空間へのシームレスな移動システムは存在しない:“Starfield”の本格的なお披露目を経て、“No Man’s Sky”との類似点が一部で話題となっているが、Todd Howard氏が惑星と宇宙空間の接続について言及し、“Starfield”は惑星から宇宙へ、宇宙から惑星地表へとシームレスに移動するシステムを導入しないことが判明している。Todd Howard氏は、シームレスな惑星離着陸よりも、優先すべき体験が存在すると語り、プロジェクトを始動した初期の段階で、シームレスな移動の実現に必要な中間領域の設計やシステムに多くの時間を費やすよりも、見た目とゲームプレイの品質をそれぞれに追求した最高の宇宙と最高の地上を個別に提供することが重要だと判断したと説明している。
- キャラクターのバックグラウンドについて:昨日のまとめ情報でもご紹介したキャラクターメイク時のバックグラウンドは、現時点で20種ほど存在している。これはスタート時に異なるスキルを付与するクラスのようなシステムで、一部のダイアログはプレイヤーが選択したバックグラウンドに応じて変化する。なお、Todd Howard氏のお気に入りは“シェフ”とのこと。
- 宇宙空間やドッグファイトについて
- 宇宙船には武器やエンジン、シールドに関係する異なるエネルギーシステムが存在する
- グラビティドライブは、ジャンプ航法や幾つかの状況から抜け出すために用いられ、エネルギーを消費する。
- ドッグファイトのペースは比較的ゆっくりめに設定されており、宇宙船の機能的なシステムやエネルギーは“Mech Warrior”に近い扱いとなる。
- 他の船とドッキング可能。乗り込んで制圧したり、船自体を盗むといった行為も可能。
- 宇宙空間で進行するクエストやダイアログに加え、訪問可能な宇宙ステーション、密輸/海賊行為などがコンテンツとして用意されている。
- Todd Howard氏は“Starfield”がMODコミュニティにとって夢のようなゲームになると伝えている。
■ Pete Hines氏がインタビューで語った主な内容
- “Starfield”にはクエストの分岐に加え、クエスト自体の完了にも異なるパスが用意されており、ゲーマー同士で自分のプレイを語り合うと、全然違う内容だったというような状況が発生する。
- 誰かの宇宙船の乗組員を全員始末し、盗んで飛び立つことができる。
- 店には武器やアイテムが多数置いてあり、これを手に取り盗むこともできる。もちろん盗難扱いとなり戦闘が発生する。
- メインストーリーに導かれるままプレイしても良いし、膨大な時間を費やして宇宙船の建造だけを楽しんでも良い。その気になれば1,000種を超える全ての星を探索することもでき、楽しみ方は人それぞれ。
- 宇宙船には奥深いカスタマイズが用意されている。単なる外観だけでなく、シールドや武器の種類、強化の方向性、幾つかのトレードオフなど、本格的な宇宙船の建造が楽しめる。また、宇宙船のアップグレードは、入手した資源や一部スキルの強化等を通じて獲得できるほか、特定の人物から購入することもできる。
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