オリジナルの無料リリースから16年の歳月を経て有料版のローンチを果たした「Dwarf Fortress」の販売が僅か6日で30万本を突破

2022年12月13日 23:07 by katakori
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「Dwarf Fortress」

2006年8月のアルファ版リリース以来、16年に渡って無料タイトルとして拡張を継続してきたものの、クリエイターであるAdams兄弟の家族に健康面の問題が生じたことにより、有料版の開発が決定し、先日待望のローンチを果たした有料版「Dwarf Fortress」(参考:Steamitch.io)ですが、新たにTarn Adams氏がPC Gamerのインタビューに応じ、有料版の販売が発売から僅か6日で30万本を突破したことが明らかになりました。

なお、有料版“Dwarf Fortress”の販売については、発売から24時間で16万本を突破し、当初2ヶ月で達成すると見積もっていた目標を初日にクリアしたことが報じられていました。

既に数百万ドルの利益を得たとみられるAdams兄弟ですが、PC Gamerのインタビューに応じたTarn Adams氏は、この大きな成功について、無料タイトルとして開発を継続した20年を考慮すると、普通の技術者が得る給与の水準に収まるものだと語り、それでもなお多くの利益を手にすることができたと伝えています。

Steamのウィッシュリストは既に100万を突破
参考:先日公開された“Dwarf Fortress”のローンチトレーラー

有料版“Dwarf Fortress”は、32×32ピクセルのグラフィックスタイルセット(タイル製作はMODコミュニティの著名なMichał “Mayday” Madej氏とPatrick Martin “Meph” Schroeder氏が担当)や新規オーディオ/スコア、Steamワークショップ機能を統合するMOD対応、マウス機能、本格的なチュートリアル、ゲーム内エンサイクロペディア、オリジナルのASCIIモードとの切り替え機能、エンドゲームの拡張、幾つかのモダンなQoL改善を特色としており、価格は26英ポンド/30ドル/30ユーロとなっています。(オリジナルの無料版も引き続きプレイ可能で、サポートも継続)

情報元及びイメージ:PC Gamer, PC Gamer

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