2006年のアルファリリース以来、数々の作品に影響を与える一大サブジャンルを築き、2019年3月にSteam向けの有料版がアナウンスされたBay 12 Gamesの傑作ファンタジー建築・運用シミュレーション「Dwarf Fortress」ですが、8月に発売が近いと報じられた有料版の進捗と続報が待たれるなか、新たにBay 12 GamesとKitfox Gamesが本作の発売日をアナウンスし、2022年12月6日にSteamとItch.io向けの発売を予定していることが明らかになりました。
また、発売日の決定に併せて、オリジナルのASCII文字とは異なるピクセルアートのタイルセットやサウンドトラックが確認できる新トレーラーが登場しています。
有料版“Dwarf Fortress”は、32×32ピクセルのグラフィックスタイルセット(タイル製作はMODコミュニティの著名なMichał “Mayday” Madej氏とPatrick Martin “Meph” Schroeder氏が担当)や新規オーディオ/スコア、Steamワークショップ機能を統合するMOD対応、マウス機能、本格的なチュートリアル、ゲーム内エンサイクロペディア、オリジナルのASCIIモードとの切り替え機能、エンドゲームの拡張、幾つかのモダンなQoL改善を特色としており、価格は26英ポンド/30ドル/30ユーロとなっています。(オリジナルの無料版も引き続きプレイ可能で、サポートも継続)
また、有料版発売後のロードマップも報じられており、以下のようなディテールが判明しています。
- 有料版の発売時にはレジェンドモードの実装が決定している一方で、アリーナモードやクラシックモード、Workshop機能の統合がローンチに間に合わない可能性がある。間に合わなかった場合は発売後数週間のうちにパッチで実装される予定。
- 発売後数ヶ月のうちに、植物のバリエーションや動物の子供を含む追加のグラフィックが実装される予定。MacとLinux対応に関する検討に加え、有料版の修正や最適化作業が進められる。
- 有料版にはオリジナルのアドベンチャーモードが搭載されておらず、中期的な目標としてアドベンチャーモードとSteam実績、ヴィラン、軍隊、攻城戦システム等が同時期に実装される予定。
- その後のさらなる取り組みとして、マップシステムの大きな拡張に加え、Mythsや魔法のプロシージャル生成システムの実装に向けた準備を含む長期的な開発サイクルに突入する。
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