2006年のアルファリリース以来、数々の作品に影響を与えるサブジャンルを築き、2019年3月に有料版がアナウンスされたローグライクな傑作ファンタジー建築・運用シミュレーション「Dwarf Fortress」ですが、定期的な報告が続いている有料版の進捗に注目が集まるなか、新たに本作のクリエイターTarn Adams氏がSteamページを更新し、最新の進捗と今後数ヶ月分のロードマップを公開。最速で秋頃のリリースが見込める段階に達していることが明らかになりました。
■ 有料版“Dwarf Fortress”の発売に向けた主なロードマップ
- まだアップグレードが完了していない一部要素に関するメニュー周りの開発。主にJusticeやHealth、Diplomacy、Hauling関連のグラフィックやレイアウトが含まれ、スプライト作業もあることから、小規模な作業ではなく、それぞれ数週間程度の期間が必要となる。
- メニューとグラフィックス関連の完成後、重要なインターフェースとユーザビリティの改善に入る。一部は容易ながら、一部の機能は大がかりな追加作業となる。
- 新旧のバグ修正、品質の向上を図るブラッシュアップ。
- Steam Workshopを利用したMODサポートに関する調査。
- ASCII版には、アドベンチャーモードやレジェンドモード、アリーナモードなど、複数のゲームモードが存在している。レジェンドモードの開発は順調に進んでいるが、アドベンチャーモードとアリーナモードについては、現在全く手がつけられていない状況にある。また、クラシックASCIIモードのサポートやMac/Linuxビルドにも取り組んでいる。
- 実績やその他様々なSteam機能のサポートに関する検討。
Tarn Adams氏によると、前述した最初の3項目が完了した時点で、Windowsでプレイできる“Dwarf Fortress”が出来上がり、最短で秋頃に発売できる状況となるものの、5・6番のゲームモードやSteamの独自機能については、発売を遅らせる要因となることから、最初のリリースを遅らせるか、それとも発売後の無料アップデートとして実装するか、今後意見を求めながらじっくりと検討が進められるとのこと。
有料版“Dwarf Fortress”は、32×32ピクセルのグラフィックスタイルセット(タイル製作はMODコミュニティの著名なMichał “Mayday” Madej氏とPatrick Martin “Meph” Schroeder氏が担当)と新規オーディオ/スコア、Steamワークショップ機能を統合したMOD対応、オリジナルのASCIIモードとの切り替え機能、幾つかのモダンなQoL改善を特色とし、価格は20ドルを予定しています。
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