イラク戦争を扱うシューターとして2009年に大きな論争を生み計画そのものが頓挫したものの、2021年2月に12年ぶりの復活を果たし大きな話題となったVicturaとHighwire Gamesの新作「Six Days in Fallujah」ですが、2022年Q4を予定していた本作の続報が待たれるなか、新たにパブリッシャーVicturaが本作の進捗について言及し、現在も発売時期を確定できない状況にあることが明らかになりました。
これは、本作の発売時期に関するファンの質問にパブリッシャーVicturaが回答したもので、Victuraはまだ新たな発売時期をアナウンスする準備ができていないと述べ、新たな発売時期を確定するまで、しばらく待って欲しい伝えています。
今のところ、本作の具体的な進捗は不明ですが、昨年12月中旬には最新のプレビューが公開され、ブリーチングとクリアリングに焦点を当てるプレベータビルドのプレイ映像が登場していました。
We know this question in particular is extremely important for us to answer, but we're not ready to lock this in just yet. Please hang tight as we check some more things off our list to ensure we can deliver on a specific date.
— Victura (@VicturaGG) December 22, 2022
新生“Six Days in Fallujah”は、当初の構想通り米軍海兵隊2個連隊がファルージャに侵攻した11月9日から6日間の包囲掃討作戦“夜明け”を、現地の兵士や民間人の視点から追体験するタクティカルシューターで、開発に当たって実際にファルージャでの戦闘に参加した100人を超える海兵隊員や兵士、民間人に取材を行い、現地で起こった出来事を事実に基づきリアルに再現する取り組みが報じられていました。
余談ながら、本作のパブリッシングを担当する“Victura”は、2004年前後にオリジナルの開発を率いていたAtomic Gamesの元CEOであり、Halo発売時にBungieのVPを務めていたベテランとしても知られるPeter Tamte氏の新スタジオです。一方、新たに開発を担当するHighwire Gamesは、同じくBungieの象徴的な重鎮として活躍したお馴染みMarty O’Donnell氏とHalo/DestinyのリードデザイナーJaime Griesemer氏が設立したデベロッパで、3年以上前から新生“Six Days in Fallujah”の復活に向けて、独自の技術とメカニクスの構築に取り組んできたことが報じられていました。
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